内容説明
平等のために必要な教育とは？形式的な男女共学の反省に立ち、教育におけるジェンダーの意味、ドイツにおけるその展開と課題を概説する。
目次
第１章 女性研究―フェミニズム科学
第２章 伝統的な教育科学におけるジェンダー
第３章 人格にとってのジェンダーの意義
第４章 教育分野における「ジェンダー」
終章 展望
補論 女性と学校―今日の男女共学論争を乗り越えるために
著者等紹介
ファウルシュティッヒ＝ヴィーラント，ハンネローレ［ファウルシュティッヒヴィーラント，ハンネローレ］［Ｆａｕｌｓｔｉｃｈ‐Ｗｉｅｌａｎｄ，Ｈａｎｎｅｌｏｒｅ］
１９４８年生まれ。１９８４年フランクフルト高等専門学校、学群・ソーシャルワーク教授（「社会福祉相談の理論と実践」）。１９９２年ウェストファリア・ヴィルヘルムス大学ミュンスター、学群・社会科学教授（「文化科学における女性研究」）。１９９７年ハンブルク大学、学群・教育科学教授（社会化研究中心の学校教育学に重点を置いた教育科学）、現在に至る
池谷寿夫［イケヤヒサオ］
１９４８年生まれ。日本福祉大学教授。専門は教育哲学
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