内容説明
国内外の政策にみられる「御礼」の論理や東照宮建立を通し、幕藩制の伝統化にひそむ神国観をさぐる。
目次
第1章 秀吉・家康の神国観とその系譜―慶長一八年吉利支丹追放令を手がかりとして
第2章 寛永期における将軍と天皇
第3章 徳川家康の画像
第4章 秀吉・家康の対外文書にみられる「御礼」の論理
第5章 天皇権威と近世
第6章 日本近世の身分制と神国観
第7章 日本近世農村の「自治」について
著者等紹介
高木昭作[タカギショウサク]
1936年愛媛県に生まれる。1959年東京大学文学部国史学科卒業。1965年東京大学大学院人文科学研究科(国史学専攻)退学。現在、放送大学教授
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