徳間文庫カレッジ<br> 戦国の女城主―井伊直虎と散った姫たち

電子版価格
¥913
  • 電書あり

徳間文庫カレッジ
戦国の女城主―井伊直虎と散った姫たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199070730
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

お家のため男として生きたおんな城主・井伊直虎、瀬戸内のジャンヌダルク・鶴姫、加藤清正が恐れた立花?千代ら、戦う姫を紹介。お家のために生涯を男として生きたおんな城主「井伊直虎」を中心に、瀬戸内のジャンヌダルク・鶴姫、加藤清正をも恐させた立花?千代、夫への愛を貫き殉教したキリシタン・細川ガラシャなど17人の戦う姫君を紹介。

高橋伸幸[タカハシノブユキ]
歴史探偵家。北海道旭川市出身。立命館大学哲学科卒。出版社で歴史雑誌の編集長を長年務める。2015年に独立し、歴史とシニアに関する媒体を中心に活動。著書に『戦国武将と念持仏』(KADOKAWA)、『人生を決断する!武将<サムライ>の言葉1000』(西東社)など。

目次

井伊直虎―男の名で生き、お家断絶の危機を救った女城主
甲斐姫―石田三成に立ち向かい城を守った姫武者
鶴姫―大内水軍を二度撃退した瀬戸内の戦士
おつやの方―信長の怒りをかい非業の死を遂げた岩村城主
慶〓(ぎん)尼―鍋島藩を生んだ押しかけ女房
吉岡妙林尼―男勝りの胆力で薩摩軍を撃退した女武者
立花〓(ぎん)千代―七歳にして女城主となり関ヶ原で西軍に与する
常盤―島津氏の基礎を作った妻女の決断
鶴姫―侍女三十四人を従えて敵陣に切り込んだ烈婦
富田信高の妻―関ヶ原の前哨戦で夫の窮地を救った女武者
寿桂尼―“女戦国大名”といわれ今川家を支える
天球院―夫に愛想をつかして縁を切った女傑
お市の方―「戦国一の美女」といわれ夫とともに自刃
細川ガラシャ―人質を拒否して殉教を選んだ烈女

著者等紹介

高橋伸幸[タカハシノブユキ]
歴史探偵家。株式会社知楽代表取締役。出版社ベストセラーズにおいて雑誌『ザ・ベストMAGAZINE Special』の創刊をはじめとして、『street JACK』『歴史人』『男子食堂』などの新雑誌を創刊編集長として立ち上げる。中高年向けの情報誌『一個人』の編集長も務める。副社長を経て独立。現在は歴史とシニアに関する媒体を制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

10
図書館の新刊コーナーで借りる。女性の時代となっているが、戦国時代にも多くの女性が活躍した。女性らしい活躍を見せるものや男性顔負けの武者ぶりなど紹介されている。よく知らない人物も出てくるが、のぼうの城で出てきた甲斐姫についてはかなり面白く読むことができた。やはり少し知っているだけで興味深い。あとはお市の方や細川ガラシャなど有名どころの話も面白かった。あとは全体的に九州地方の女性の話が多いようにも感じる。気質だろうか。また、この時代の女性の強さと同時に不自由さも感じ、今の世の中が実に恵まれていると感じた。2017/01/05

Masahiro Tanaka

1
直虎の大河が始まるので購入(実際読了したのもだいぶ前)。 女城主というよりも戦国時代の女傑の紹介。日本史はまだ勉強途上で知らないエピソードばっかりだったが、文庫のオムニバスなので掘り下げがふかいのと、その割りに作者の思い込みの断定が多くて残念。直虎のエピソードでも、許婚の幼馴染が結婚したのでそこから「おとことして生きよう」と思ったに違いないなど、掘り下げがないと言いがかりに近い。2017/03/18

ゆう

0
井伊直虎、甲斐姫、鶴姫、ガラシャなど、有名な女性たちの生涯を可能な限り史実に忠実に紹介されている本です。 挿し絵などもありわかりやすい本でした。2017/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11234960
  • ご注意事項