徳間文庫カレッジ<br> 大学生からの「取材学」―他人とつながるコミュニケーション力の育て方

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徳間文庫カレッジ
大学生からの「取材学」―他人とつながるコミュニケーション力の育て方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199070464
  • NDC分類 070
  • Cコード C0136

出版社内容情報

なにかを聴き出す力こそ、人と人との間をつないでいる。取材のセオリーにある、コミュニケーションスキルを育てる方法を紹介。

職種を問わず、仕事の多くは、人とコミュニケーションする力――とりわけ、人からなにかを聴き出す力が求められるもの。社会学者の宮台真司氏、ドキュメンタリー作家の森達也氏、精神科医の名越康文氏らの“特別授業”も収録した、子どもから大人まで、誰でも使える“人と人とを架橋するスキル”がここにある。有名大学の超人気講座を完全にオープン、「取材」のセオリーを学べる必読の書。教科書を捨てて取材に出よう!

【著者紹介】
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター。愛知淑徳大学非常勤講師。高校在学中からさまざまな社会運動に関わりながら、日本の「現場」を伝え続けている。テレビ・ラジオ・インターネット放送のコメンテーターや司会としても活動。著書に『子どもを被害者にも加害者にもしない』(徳間文庫カレッジ)、『少年に奪われた人生』(朝日新聞社)、『体罰はなぜなくならないのか』(幻冬舎新書)、『殺された側の論理』(講談社+α文庫)、『アフター・ザ・クライム』『「壁」を越えていく力』(以上、講談社)、『人を殺してみたかった』(双葉文庫)、『コリアンサッカーブルース』(アートン)、『光市母子殺害事件』(本村洋・宮崎哲哉両氏との共著、イースト・プレス)、『死刑のある国ニッポン』(森達也氏との共著、河出文庫)、『この世からきれいに消えたい』(宮台真司氏との共著、朝日文庫)など多数。

内容説明

聴き出す力、伝える力、コミュニケーションする力、人気の大学講義を完全披露。

目次

人に会って話を聴く
「取材」とはなにか?
社会の肌触りを体感する
自分の身のまわりを掘り下げてみよう
自分の「入れ替え可能性」について
相手の怒りから逃げてはいけない
「あたりまえ」のことをする
パターン認識で相手との共通項をさがす
「出会う」プロセスも大切
「場」と「空白」を味方にする
相手の「見た目」は情報のかたまりだ
「反逆する風景」を無視してはいけない
共同体や文化背景からくる「言葉」を読む
マイ目利きをつくる
必ず「生身」に触れること

著者等紹介

藤井誠二[フジイセイジ]
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター。愛知淑徳大学非常勤講師。高校在学中からさまざまな社会運動に関わりながら、日本の「現場」を伝え続けている。テレビ・ラジオ・インターネット放送のコメンテーターや司会としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すうさん

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「殺された側の論理」「光市母子殺害事件」「死刑のある国ニッポン」「罪と罰」「少年A被害者遺族の慟哭」そして本書。合計6冊目。私の興味のあるテーマに沿った本を書いているが、本書は藤井誠二さんが、ジャーナリストとしての「取材の仕方」「取材の姿勢」を大学の講師として語った、「取材学」の本。そこに書かれている彼の考え方があって、私がなぜ前述の著書に惹かれてきたのかよく理解できた。つまりは目の前の出来事をどう見るのか、眼前の世界をどう捉えるのかが書かれている。「結論を伝える事」が世界を表現することではないと思った。2016/01/05

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