5次元文庫marginal
遺伝子の不思議 超入門―あなたの直感力の遺伝子がONになる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199060908
  • NDC分類 404
  • Cコード C0145

内容説明

ナイトサイエンス教室―みんなが待ち望んだわくわくドキドキの授業。村上先生と竹内先生ならではのDNAと生命の楽しくて奥深~い話。

目次

第1時限目 生命のブラックボックスの中をのぞいてみよう!(欧米では神様を知るために科学をやっている人が多いのに、日本にはほとんどいないわけ;遺伝子がわかれば、すべてがわかる―生物学にはびこる物理帝国主義とは? ほか)
第2時限目 進化論、利己的な遺伝子とサムシンググレート(遺伝子のオン・オフで―猿から人間が作れるか!?;今、進化論は?―サルからヒトへの遺伝子組み換えも視野にした ほか)
第3時限目 サムシンググレートに直結する「生命」の意味を探る(ダイナミックな酵素の働き―レイチェル・カーソン『沈黙の春』が示せなかったメカニズムを明かす;ヒトゲノム解読とビジネス―サムシンググレートの特許権侵害!? ほか)
第4時限目 多様な生命を彩る脳科学、遺伝子操作、RNAワールド(ヒトの脳には認識の限界があり、サムシンググレートは残って行く;科学の生命へのアプローチにあるHOWとWHYの狭間からのサムシンググレートへのジャンプ ほか)
第5時限目 生命はこれまでどう進化し、これからどう変遷していくのか(進化論による問題の中に現れたウイルスによる病気進化説や断続均衡説;遺伝子情報を読み取り、オン・オフの働きに着目する―構造主義進化論によるシステムという考え方 ほか)

著者等紹介

村上和雄[ムラカミカズオ]
筑波大学名誉教授。国際科学振興財団理事。1936年生まれ。京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。農学博士。米国オレゴン医科大学、京都大学農学部、米国バンダービルト大学医学部などを経て、78年より筑波大学応用生物化学系教授。同大遺伝子実験センター長、先端学際領域研究センター長などを務め、99年に退官。83年に高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に初めて成功、世界的な注目を集める

竹内薫[タケウチカオル]
科学作家。東京大学卒。マギル大学大学院修了。理学博士(専攻は高エネルギー物理学)。活字の世界だけでなく、「たけしのコマ大数学科」(フジテレビ系)、「JAM THE WORLD」(J‐WAVE)など、テレビやラジオでも科学の啓蒙活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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9
私が本著に題名をつけるなら『天理の教えとサムシンググレート~howをとく科学whyをとく哲学~』とかにする。絶対売れないけどw遺伝子の仕組みとかは年々明らかにされているけど、科学で説明する以前に感じる『こうなんじゃないか?』っていう閃きや概念。それがサムシンググレート。この世にはそういう不思議としかいいようのない進化とかがあって、科学で解き明かせるものと、解き明かせないものがあるよね。って話。クリスパー、PCR検査装置、RNAについて言及あり。12年前に書かれた本著。科学は今に脈々と続いているのを感じた。2022/08/01

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