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内容説明
機械の獣『鋼馬』を入手したスークの運命は、変転をつづけてゆく。公国ザオで海賊を撃退し、昏い陰謀から国を救った彼は、王女ラータと結婚した。ザオの公主となり、諸改革に着手するスーク。そこへ、皇帝の実兄で公国タルソンの領主シムシャーラからの使者が訪れた。辺境警備を強化するため、タルソンに兵力を半分預けろというのだ。だが、その真のねらいはもっと危険なものだった。一方、ザオの西にそびえるガンゴトリの大山塊に暮らす民が、異族に住む地を追われ、押し寄せつつあった…。動乱の第三巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
1
さて流され主人公の成り上がりスークはこの巻で全てを失います。 嫁も国も仲間のほとんども といいつつ鋼馬のヴァロと二人(ってのもおかしいか?)で荒野に残されてしまいます。 ここら辺の話の持っていき方は”うまい”というか“子供向け“ではないようですね。 全く覚えていませんでした。 というか、ちょっとこの手のレーベルにしてみたら辛気臭くないかい? おぢさんには結構面白いが… まだまだ浮き沈みが感じられる第三巻です。 2008/08/17
ちぬ
1
スークが偽善者過ぎてウザい。狙ってやってるんだろうけど、カーク艦長もびっくりの独善。2010/12/11