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内容説明
鋼馬―それは体内のダイナモを高速回転させて動く、鉄の獣だ。十七歳の馬丁スークは、年に一度の市で、気高く、美しい鋼馬と出会った。それが、数奇な運命のはじまりだった。念願の愛馬ヴァロを従え、旅に出るスーク。夢、神秘、悪徳、愛、そして友情―。彼の踏みだした世界には、さまざまな冒険が用意されていた。試練を乗り越え、スークは騎士への道を歩んでゆく。退廃に満ちたボナベナ神聖帝国を生きる、若き英雄の物語。安彦良和が紡ぐヒロイック・ファンタジー、シリーズ第一弾。
著者等紹介
安彦良和[ヤスヒコヨシカズ]
1947年、北海道生まれ。漫画家。虫プロダクション、創映社などを経て、現在に至る。アニメーションの分野では、「勇者ライディーン」のキャラクター&メカデザイン、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイン、「巨神ゴーグ」の監督を手がけたことなどで知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
1
あまりにもの懐かしさに思わず手にとってしまいました。 ガンダムのアニメーターとして、そして「アリオン」や「王道の狗」などの漫画でも有名な安彦良和さん。じつは小説も書いていたのです、しかも自分で挿絵も入れてます。 出版当事は“王道“であった(今もか?)ヒロイックファンタジーです。決してラノベではない。 中世気風というかローマ帝国末期のような世界観(地球ではない惑星)になぜか馬(とか牛)だけがロボット(らしきもの)で、主人公である馬丁のスークはその鉄の馬=鋼馬ドルーをひょんなことから手に入れて成り上がって行く2008/08/16
ちぬ
1
安彦良和の小説がどんなものか気になって購入。やっぱり作家志望としましても、イラスト自分で描いて中身も書けるってのは憧れる。古き良きファンタジィの臭いがする。鋼馬も格好良い。安彦絵が映える内容。2010/12/08
ねんこさん
1
序章の序章という感じ。鋼馬の設定は面白い。2009/01/22
フタ
0
名前くらい変えとけよ、と…2011/09/10