出版社内容情報
愛する妻を他の男に奪われることに興奮を覚える。そんな性癖の持ち主の願望を満たすのが寝取り屋だ。美しい人妻を味わいつくす。妻や恋人が自分以外の者に抱かれることで性的興奮を覚える男たち。城島政紀はその手の要望を満たすサービスを提供する「寝とり屋」だ。夫のためにと身を投げ出す健気な美人妻たちは、城島の手練によって自身の隠れた欲望を淫らに解放させてゆく。あるとき依頼の雨宮夫妻の自宅へ赴いた城島は、妻の涼子を見て愕然とする。高校生のころ思いを遂げられなかったあの涼子だった……。
草凪優[クサナギユウ]
2010年日本官能文庫大賞を受賞したもっとも旬の官能作家。1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。04年に『ふしだら天使』(双葉文庫)で登場するや、濃密な濡れ場と巧みな物語構成でたちまち読者の支持を獲得、雑誌新聞連載でも大活躍中。2010年『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)で、官能文庫大賞を受賞。2015年刊行の近著、『黒闇』は人間の「性と生」を描いた暗黒の恋愛小説として、多くの書評家、書店員から高い評価を得た。
内容説明
妻や恋人が自分以外の者に抱かれることで性的興奮を覚える男たち。城島政紀はその手の要望を満たすサービスを提供する「寝取り屋」だ。夫のためにと身を投げ出す健気な美人妻たちは、城島の手練によって自身の隠れた欲望を淫らに解放させてゆく。あるとき依頼の雨宮夫妻の自宅へ赴いた城島は、妻の涼子を見て愕然とする。高校生のころ思いを遂げられなかったあの涼子だった…。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』で官能小説家としてデビュー。05年『桃色リクルートガール』、10年『どうしようもない恋の唄』で官能文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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