出版社内容情報
十津川班の西本刑事がレイプ犯!? 無実を証明するため、十津川が立ち上がった!
十津川警部の部下である西本刑事は、深夜、自宅前で倒れていた赤いレインコートの女を発見し救護するが、逆にレイプ犯として告訴されてしまった。現職刑事がレイプ! 騒ぎ立てるマスコミを逃れるため西本は国東に旅立った……。十津川は、そこに罠があることを嗅ぎつけ、西本を救うため立ち上がる。しかし、二重の罠が西本を殺人犯に仕立て上げる。十津川警部の捜査線上に浮かんだ犯行グループの狙いは
【著者紹介】
1930年東京都生まれ。トラベル・ミステリーの第一人者。65年『天使の傷痕』で第10回江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞、2005年、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。著作は560冊を超えた!
内容説明
十津川警部の部下である西本刑事は、深夜、自宅前で倒れていた赤いレインコートの女を救護するが、逆にレイプ犯として告訴されてしまった。現職刑事がレイプ!騒ぎ立てるマスコミから逃れるため西本は国東に旅立った。十津川は、そこに罠があることに気づき、西本を救うため立ち上がる。しかし、二重の罠が西本を殺人犯に仕立て上げたのだ!捜査線上に浮かんだ犯人の狙いは?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fumikaze
11
「別府・国東殺意の旅」(徳間文庫)。部屋の前に倒れていた女性を自室へ運んだことがきっかけでトラブルに巻き込まれる刑事の話。再読、なのに最後まで読んでしまった。前回もそう思ったのだが、倒れている他人(大人)を自分の部屋まで運び込むというのが、私には想像できない。犬や猫の仔じゃないんだから。でも再読でも最後まで読ませるのはさすが西村京太郎。2017/05/09
fumikaze
5
「別府・国東殺意の旅」読みやすい。ただ、事件のきっかけとなった、意識不明で倒れていた女性を自室に運ぶという行為に疑問を感じた。私であれば救急車は呼んでも、意識不明者を自分の部屋へ入れることは決してしないと思う。(相手が人でなく小動物なら別だが) それがなければ、西本刑事もレイプ犯にされずに済んだはず。でもそれではこの物語がスタートしないけど。2016/02/15
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
4
2014年 1月15日 初版2018/10/29
あきさん
3
ものすごい偶然が重なって、西本刑事はとばっちりを受けたというところでしょうか・・。西本刑事が罠にかからなかったとしたら、久保はどういう行動をとったのだろう?2016/09/07