出版社内容情報
復活か衰退か? 大ヒット商品〈アスタリフト〉を開発した富士フイルム、奇跡の業態転換を描く鮮烈ビジネス小説
デジタル化でフィルム需要が激減する! 社員数7万人強、国内最大手の日本写真フイルムに未曾有の危機が訪れようとしていた。リストラが断行される中、窓際族の中高年に〈化石プロジェクト〉なるものが立ち上がった。彼らが創ろうとしたのは、なんと化粧品! フィルムの乳化技術がコスメに転用できる――。「フィルム屋が化粧品か」社内外の白眼視をよそに、彼らは必死の挑戦を繰り返す。その行方は?
【著者紹介】
1954年兵庫県生。早稲田大学卒業後、第一勧業(現みずほ)銀行入行。97年の第一勧銀総会屋事件では解決に尽力し、事件を材にした映画「金融腐蝕列島呪縛」のモデルになった。築地支店長在任中の02年『非常銀行』でデビュー。著書に『失格社員』等。
内容説明
人類の存亡をかけたエボラ出血熱との闘いが続くなか、富士フイルムの薬剤が全世界から注目を浴びた。果敢な経営を続ける同社はしかし、今世紀に入り本業消失という未曾有の危機に陥っていた。窮地に抗して未経験の化粧品開発に挑み、大ヒットを生んだ経緯をモデルに、社員たちの不屈の奮闘を描く迫力ビジネス小説。変われる者だけが生き残る。全ビジネスマンが今なすべきことがここに!
著者等紹介
江上剛[エガミゴウ]
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、第一勧業(現みずほ)銀行入行。97年の第一勧銀総会屋事件では広報部次長として混乱収拾に努め、事件を材にした映画『金融腐蝕列島 呪縛』(高杉良原作、役所広司主演)のモデルとなる。02年、勤務の傍らデビュー作『非情銀行』を上梓。03年から専業作家となり、ヒット作を生み続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hiyu
まつうら
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