出版社内容情報
白熱の競馬描写と見事なミステリーの融合。ページを繰る手を止められない読者は寝不足必至!
血統がすべての競馬の世界で、全米史上最強馬と目される馬の出自に秘かな疑いが…。そして、それが原因と思われる連続殺人。疑惑を追及する新進調教師二人、気鋭の騎手、育成牧場のオーナーとその娘。事件の陰に見え隠れする元馬喰。白熱のレースシーンと同時進行で徐々に解き明かされる秘密。すべての謎は、最強馬が出走する東京競馬場のジャパンカップ・デーに決着する。
【著者紹介】
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学経済学部卒。スポーツ紙のプロ野球担当記者、競馬雑誌のデスクを経て作家に。2009年、『ノーバディノウズ』で松本清張賞候補、同作で伊坂幸太郎、伊集院静氏などを押さえてサムライ・ジャパン野球文学賞大賞受賞。
内容説明
ケンタッキーダービーを目前に控え、本命馬の誘拐未遂事件が発生。日本人調教師の勇敢な行動で事なきを得、レースは予定どおり開催された。本命馬が順当に優勝、そして日本勢も四着と大健闘。だが、その立役者の騎手・竜見秀行が翌日、変死体で発見される。ふたつの事件をめぐる奇妙な接点。やがて優勝馬にある疑惑が。息を呑む極上ミステリー。
著者等紹介
本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年、神奈川県生まれ。大学卒業後、新聞社に入社。スポーツ紙の記者としてプロ野球、競馬、大リーグなどに関わったのち、作家に転身。2010年、『ノーバディノウズ』でサムライジャパン野球文学賞の大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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