徳間文庫<br> きみに銃は似合わない

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徳間文庫
きみに銃は似合わない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198937300
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

追放された刑事だからできることがある! リアルにしてコミカル、こんな小説は初めてだ!

正義を求めたゆえに警察から追い出された元刑事が、運命的に知り合った三人の中国人と組んで闇に巣食う悪人たちに罰を与えてゆく。手始めに、警察署に保管された闇ガネを奪い、次いで覚醒剤ビジネスを仕切る中国人の親玉に接近。凄絶なラストを迎える。格闘シーン、銃撃シーンなどリアルな描写のなかに、登場人物たちのコミカルな会話のやりとりが随所にちりばめられた、規格外オモシロ小説。

【著者紹介】
1960年、鹿児島県生まれ。祝康成の名で『19歳の結末 一家四人惨殺事件』など多数のノンフィクション手がけ、2000年『サイレント・ボーダー』で作家デビュー。近著に『三日間の相棒』『カミカゼ』『帝の毒薬』など。

内容説明

菊村直は元刑事。巣鴨でバーをやっている。雇った中国美女・小梅華と恋人気分でいたのも束の間、彼女は有り金を持ってトンズラした。それでも諦めない菊村は彼女の生まれ故郷へ。現地の警察官と命のやりとりまでしたが、彼女の行方はつかめない。帰国後、この中国人警察官が菊村の前に現れた。女の居場所を教えてやるという。その代わり…。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年、鹿児島県生まれ。週刊誌記者を経て、ジャーナリストとして活動。2000年に『サイレント・ボーダー』で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

45
やっとの事で年始の一冊を読了できた。菊村直は元刑事で今は巣鴨でバーのマスターをやってる。雇っていた中国人の美女がある時、有り金を持ってトンズラしてしまった。ここから話が展開し始め菊村は中国へ渡る。読んでいくうちに思った以上にスピード感がありキャラも個性的で思わす笑えたりして、楽しめた。特にミッキーのトレーナーを着たクールな元中国公安警察官の楊の姿は想像を絶するかも(笑) 映画とかにすると面白そうな作品だと思う。☆☆☆☆★2020/01/05

RIN

19
司馬遼太郎氏『跳ぶが如く』の表題の元になった薩摩の諺「泣こかい跳ぼかい。泣くよかひっ跳べ」が本作のテーマ。単行本表題『越境』の方が内容に相応しい。『インファナルアフェア』のような心抉る中国アクション映画を観終わったような読後感。バーマスターをやっている元刑事の菊村が主人公だが、得体のしれない中国公安警察官・楊豪義の登場であっさり主役の座を明け渡す(笑)。メインキャラの中国人3人は正に中国そのもの。それにしても、永瀬さんの描く冴えないオッサンの矜持とど根性はハズレがない。共感してしまう自分は一体・・・(汗)2014/03/10

terukravitz

5
図書館本★★★★☆2020/06/16

綺楽院 /kiraku-in

3
展開はスピーディで面白い。主人公がもっと出来る男だったらよかったのにと思いました。いまはだらだらバーやってて、女に騙されて、未練たっぷりで。でも実は昔のコネはすごくて、追い込まれるとスゴイ!って展開の方がありがちだけど良かった気がします。おもいっきりエンタメ路線の永瀬作品が読みたいっ!2014/03/23

tai65

1
星3・52014/05/25

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