徳間文庫<br> 剣豪将軍義輝〈下〉流星ノ太刀 (新装版)

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徳間文庫
剣豪将軍義輝〈下〉流星ノ太刀 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 541p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198934637
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

政権の頂点に立つ三好長慶と和睦が成立、京に落ち着いた義輝は、乱世に終止符を打つべく、壮大な奇策を立てた。盟約を結ぶ織田信長、上杉謙信らの軍団と倭寇の大船団とで三好一党を挟撃し、討つ。しかしその構想が長慶麾下の野心家・松永弾正久秀に洩れた。三好兄弟を次々謀殺、自ら覇権を握らんとする久秀は義輝の器量を懼れ、ついに暗殺を決意する。炎風のなか義輝が揮う秘剣一ノ太刀。

著者等紹介

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年、静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に入る。95年、『剣豪将軍義輝』で、歴史時代作家の新旗手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

278
創作を現実に沿わせて着地させていくために、下巻に入っての義輝は慣れない謀略に頭を使って、結果、思い通りに行かない場面が多くなる。これを完全にフィクションとして読むと、似合わないことしないで、剣で道を切り拓けよ…と言いたくなる。結末が決まっているだけにむずかしいところ。弾正のことを、これだけ追いつめて仕留めきれない不甲斐なさを、多少歯痒く感じてしまう。ラストスパートで斬り合い場面も一気に増え、誰が敵で誰が味方か、入り乱れての混戦模様はとても楽しい。すぐに『海王』再読に進む。2020/07/04

Bibliobibuli

36
豪華キャストが登場するなか、その存在感は圧倒的でした。さすが将軍ですね。最後は残念でしたが、読み終えたのちに、「もし、○○○だったら、、、」といった、いくつもの想像(仮想)を思い浮かべながら、楽しんでしまいました。2018/02/08

sg

12
足利将軍家のお話は全く分からないまま戦国、つまりは歴史好きを謳ってた俺。足利将軍?京都?金閣寺建立した?バカ。バカバカバカ。応仁の乱から始まったとされる戦国時代。ならば、その始まりに深く関わる足利将軍家に少しでも触れたくて読みました。多分にフィクションだろうけど、とても勉強になった。何にせよチャンバラ時代劇として面白かった。市川雷蔵に演じて頂きたしょう義輝☆2021/04/28

中島直人

8
鉄砲叉横死や松永久秀打ち洩らし等、どうしても上手くいかない、そのもどかしさに悶々としながら読み進めていた。しかし途中から、義輝は若くして倒れる自らのの運命を知りながら、朽木鯉三郎ら同志と共に精一杯生き、満足して死んでいった、そういう風に作者はその人生を描きたかったのではないかと考えることが出来たことで、その爽やかさを感じながら読み終えることが出来た。良かった。2012/08/30

hiyu

7
やはり海王を先に読んで後悔。永禄の変に向かって進む。せめてあの人だけでもという思いもあったが、こうなってしまうよなあ。弟はほんとどうしようもないと思うが、兄が光り輝く故かとも思うと別の寂寥感を感じるものでもあった。2021/02/05

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