内容説明
ロシアマフィアを怒らせた代議士Kのド助平「海外政経事情調査」、「金髪ポルノ」で美人研修生に英語講習する首席事務官M、在外公館・女性家事補助員が見た「公使Aの裏金とSEXの罠」―。尖閣問題、朝鮮半島有事など外交有事の最前線で繰り返されているのは、実に呆れた破格の蓄財と性の宴だった。全篇、個人名を除いてほぼ実話、大宅賞作家にして最強外交官が描く初の小説。
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。85年にノンキャリア専門職員として外務省入省。在モスクワ日本大使館勤務などを経て、国際情報局分析第一課主任分析官。02年、背任容疑で逮捕、懲役2年6月・執行猶予4年の有罪判決。09年、上告棄却で判決確定、外務省を失職。現在、作家。「国家の罠」(毎日出版文化特別賞)、「自滅する帝国」(大宅壮一ノンフィクション賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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