徳間文庫<br> 実録・安藤組解散―さらなる戦い〈上〉

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徳間文庫
実録・安藤組解散―さらなる戦い〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 533p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198931391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「横井って、どいつだ?」。「おれだ!」という言葉を聞くやいなや、隠していた拳銃を突き出す。凄まじい銃声が響いた―。学生時代に渋谷で愚連隊を組織し、いわゆる「安藤組」を率いて押しも押されもせぬ存在になっていた安藤昇。白木屋乗っ取り事件などで名前を轟かせていた東洋郵船社長・横井英樹襲撃事件を機に、その人生に大きな転換期が…。

目次

横井英樹襲撃
ヒットマンは千葉一弘
安藤昇、逃亡
安藤に逮捕状
安藤、ついに逮捕
花形敬暴れる
ヤクネタ花形敬の優しさ
力道山震え上がる
石井、花形を撃たせる
子煩悩な花形敬〔ほか〕

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

15
昭和30年代、渋谷を舞台にインテリヤクザとして表と裏の世界に名を上げた安藤昇。愚連隊から安藤組を起こし、裏稼業で延し上がり逮捕服役後は、組を解散。俳優に転向し、つい先日世を去った。当時、不動産王として阿漕な金儲けをしていた横井英樹を射撃する横井事件を起こし、東急グループの総裁、五島慶太を恐喝。「気に入らない」という行動原理の元、躊躇しない男の元には、惹かれて男達が集まる。安藤の逮捕、服役と同時に後半のページは、舎弟、花形敬のエピソードにページを裂かれる。破天荒な花形も、安藤不在の渋谷の勢力争いの犠牲に。2012/08/04

はるとらみ

1
上巻は横井英樹襲撃から始まり花形敬刺殺までが書かれています。 厚い本ですが安藤昇だけでなく幹部や組員の事も書かれていて飽きることなく読めます。 横井英樹襲撃事件で安藤昇や大幹部達が捕まり服役した事で安藤組は揺らぎ崩壊を始めてしまうのですがカリスマ組長で保ってた組の崩壊は案外簡単なものなのだなと思った。2018/05/15

こう

0
僕が生まれた頃の渋谷のお話なんだ2010/04/03

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