徳間文庫
判決―法廷ミステリー傑作集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198931339
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

裁判中居眠りをしてしまった安斎。任官して二十二年、澱みない審理を旨としてきた自分が、裁判長を務める法壇で、寝言で妻の名前を叫んだという。司法コラムを担当する新聞記者の取材に、戦慄する安斎だが…。横山秀夫「密室の人」をはじめ、松本清張、小杉健治、夏樹静子、中嶋博行、土屋隆夫、人気作家が贈る白熱の法廷ミステリー集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へいっち(ت)♪

32
私はこういうのが好きだったんだなぁ…。ゲームの「逆転裁判」にもはまっていたし(笑)法廷ミステリーの短編集。短編なので同じ法廷の話でも飽きずに読めて面白かった。2014/07/22

すたこ

25
★★★★6作品収録の短編集。横山秀夫だけ既読。他の作家さんは初読み。短編ながら、読み応えのあるものばかりだった。とても読みやすかったし面白かった。読メでの登録が少ないのは何故だろう?2014/05/30

5〇5

3
人が裁かれる場である法廷は、実に刺激的な舞台だ ♦審理過程を通じて、事件の真相を追い、人間ドラマが生み出される ♣被告は無罪か有罪か。そして時に冤罪リスクが付きまとう ♥そんな緊張感のある法廷ミステリーを堪能させてくれるのが本作品集だ ♠本書では弁護士や裁判官が主人公だ。同じ司法組織である警察を舞台としたミステリーとは一味違う楽しみ方がここにはある。2017/05/04

ねずみひろし

3
いろんな作者の短編集で読みやすい本です。特に最後作品は、そういう秘密があったのか、そういう結末になるのかと、なかなかの傑作でした。いずれの作品も裁判の難しさを知るものでした。2017/01/15

pei

2
色々な作者の短編集でどれも面白い。松本清張はさすがに捻りが効いててハッとさせられる。また夏樹静子、土屋隆夫、横山秀夫の作品も面白い。いずれの作品も人を裁くことの難しさを感じさせられる。42018/10/03

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