徳間文庫
内調特命班 徒手捜査

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198930097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ニューヨーク・ハーレムの夜。日本人女性が黒人男性に暴行され、殺害された。ハワイでも同様の暴行殺人事件が起き、ついでロサンゼルスで日本人商社マンが射殺された。内閣情報調査室・陣内の召集を受け、秋山隆幸、屋部長篤、陳果永は再び会することに。事件の背後に見え隠れする秘密結社の存在。現代のサムライたちの新たなる闘いが始まる。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞受賞。08年『果断 隠蔽捜査2』で第61回日本推理作家協会賞、第21回山本周五郎賞をダブル受賞。空手三段、棒術四段の腕前で「今野塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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keiトモニ

50
このシリーズこの2冊目でお終いかい?まっそうだろうな。髙田源太郎館長“優勝してもらわねば困る。空手がオリンピックの正式種目となった暁には、梁瀬のような選手が必要だ”って言うが、‘20東京五輪の空手はフルコンタクトじゃねえ、どう思う?秋山内調特命班“日本人は武道に誇りを持っています…民族的なシンボルです”☚違うと思うな。国技は相撲。しかしモンゴルに王座を奪われしまった。相撲協会自体がやる気がなく、客が入り金儲けさえできりゃいいってことで、国技たる民族的矜持もシンボルも何もないよ。公益法人を返上しろってんだ。2019/03/25

むらKみ

37
日米の戦い第2戦!犬神族の3人にはスキがなさすぎで敵なし。スキがないだけ緊張感に欠けていたと思います。捜査という言葉で刑事ものかと思い読みましたが、武道小説で若干残念。2016/11/03

Yuri

11
シリーズ2作目らしいのですが、どうやら1作目未読。それでも問題なく読めました。 タイトルに『捜査』と銘打ってあるのですが、ずっと格闘技の話でした。拳法とかの蘊蓄的な内容は興味深かったです。ただ全体的な展開とか流れはビミョーな感じです。2020/06/04

gonta19

8
2009/7/4 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2010/2/24〜2/25 内調特命班シリーズ2作目。前作同様、犬に関する拳法を受け継ぐ3名(秋山、屋部、陳)が主人公。ではあるが、前作以上にこの3名の立場が微妙。アメリカの陰謀で日本人が殺されてしまい、それに対抗して動き出すのであるが。ストーリーの作りが今野氏にしては荒すぎる。初出時の事情もあったのか、急に話を終わらせにかかっている感もある。せっかくの面白そうな設定がまったく生かされておらず、今野氏もそれを感じたのか、このシリーズはどうやら2作で2010/02/25

りちゃ

7
シリーズ2作目。まあ、予想通り。武術、格闘技に興味のない人には読了困難な作品。「犬神族の憲法には、国を救う力がある」大きく出たもんだ。2016/06/17

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