徳間文庫
内調特命班 邀撃捜査

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198929749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

成田空港に一人のアメリカ人が降り立った。各国諜報関係者の環視のなか、米大使館の車に乗りこんだ男は、尾行する覆面パトカーに手榴弾を放った!ジョン・カミングス、元グリーンベレー。東京の機能を麻痺させるべくCIAが送りこんだプロのひとりだ。日米経済戦争の裏で暗躍する組織に対抗すべく、内閣情報調査室の陣内平吉が選んだ男とは?―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keiトモニ

56
“そのために私達が次々に送り込まれているんだよ、坊や。この世界で最も目障りな劣等民族を内側から滅ぼすためにな”☚CIAさんよ、ならば韓国・北朝鮮に送り込むべきじゃないのか。御国大使館の若者が言う“この極東のクズのような国を滅ぼした張本人として、英雄と呼ばれる”でしょう、と。秋山は言う➤“僕達3人は「犬神」を、祭った武術家たちの子孫なのです”そう犬神3人衆…秋山隆幸・陳果永・屋部長篤。この3人が正義感を持って活躍すると極東は安心しておれるんですけどね。ところで熱田澪の言う犬神筋って、岡山県北でしょうかねぇ。2019/01/21

むらKみ

48
出だしからスケールの大きなイメージを感じましたが、予想とは異なり武闘でテロを抑える話でした。時代は20年以上前の話でしたが、改題されてなければ読んでなかったかも。敵国がアメリカで不思議な感じがしますが、バブル全盛の作品なのでありだったかも?しれませんね。2016/10/30

zag2

37
いやホントに面白かった。「こんなことはないだろう」と思う設定が随所にあるものの、現実味の有無を超えたところで事件がはじけて、夢中で読んでしまいました。なにぶん当初の発行が1990年なので、日米貿易摩擦が背景になっていたりして「いやあそんな時代もありましたねぇ」と懐かしく思い出しましたが、ともかくそうした時代背景を別にすれば、まったく現代の物語として楽しめます。そういえば、90年代には今野さんの本をそこそこ読んでいたのだけれど、この本には出会いませんでしたね。2022/04/26

りちゃ

12
正直、もうストーリーはどうでもいい。武道好きのための本。武術がらみで歴史をこんなにも語れるなんてスゴイ。秋山、覚醒。次作もおそらく同じような展開だろうが、この勢いで読もう。2016/06/17

ろぜぽん

12
米国家の仕掛ける日本へのテロ計画に、伝説の犬拳で対抗。武道家3人が無傷で撃退できる相手を、日本の国家組織はやられっぱなし…って。都合の良い時に出会って・発見して・戦う!(笑)いつもは好きな展開なんだけどな~。説明多すぎてダレました^^;2013/10/05

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