内容説明
医大と附属高校の理事・副理事長を兼任し、産婦人科病院を経営する菊川は、父兄代表を名乗る赤軍派二人組に監禁され、学校の口座から二億八千万円を奪われた。だが、警察やマスコミは菊川の金権体質を批判し、事件は狂言ではないかと疑う。莫大な寄付金、学内の派閥闘争…被害者から一転、重要参考人となった菊川の孤独な闘いが始まった。
著者等紹介
清水一行[シミズイッコウ]
1931年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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