徳間文庫<br> 背徳経営

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徳間文庫
背徳経営

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  • サイズ 文庫判/ページ数 482p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198928766
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「まだまだこの銀行は私を必要としている。続投するからな」老頭取の言葉に腹心の常務秘書室長志波は唖然とした。いったいいつになったら自分に譲る気なのか。その日から志波の面従腹背の暗躍が始まった!“進むときは人に任せ、退くときは自ら決せよ”の心得を忘れ、野望に憑かれた男たちの行方は?組織人の業をあぶり出す長篇企業小説。

著者等紹介

江上剛[エガミゴウ]
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、第一勧業(現みずほ)銀行入行。97年の第一勧銀総会屋事件では広報部次長として混乱収拾に努め、事件を材にした映画『金融腐蝕列島 呪縛』(高杉良原作、役所広司主演)のモデルとなる。02年、勤務の傍らデビュー作『非情銀行』を上梓。03年から専業作家となり、ヒット作を生み続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パルフェ

4
東京三菱とUFJの合併、ダイエー再生など実際の金融状況がモデルにある中、金融担当大臣や頭取などごく一部の首脳陣が自分の利益保身のためだけに動いている模様が描かれている。そこに国民の利益、国家の健全性はない。実際現実にも少なからずある価値観なんだろうと思う。結局、国は一部の者たちの都合で動かされている。 2023/06/03

ナツメッグ☆

3
凡作の一語に尽きます。ひねりも工夫も、ストーリーの巧さも感じられない。徳間文庫だから、手を抜いているのかと勘ぐりたくもなる。2013/10/26

諸葛遼孔明

1
32011/02/02

Carlos

0
欲望はホドホドにだね。2013/03/13

shinchan

0
金融業界の上層部にいる連中が如何にもやっていそうなドロドロした話。真面目に働く行員は全く知らされない雲の上の話。 最後にもう少しドラマテイックなどんでん返しがあればとも思ったが やっぱり 結末は決まっていたのであのようになるのかなあ?2011/03/26

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