内容説明
うだつのあがらない、サラリーマン河内はひょんなことから宝くじで三億をゲット。だが、世の中、甘くない。妻の文江の態度が急に変わっただけじゃない。娘の彼氏までもが擦り寄ってくる。さらに非情な詐欺師集団がその金に群がってきたのだ。新堂冬樹最高のブラックな笑い。
著者等紹介
新藤冬樹[シンドウフユキ]
1966年大阪生まれ。金融会社勤務を経て『血塗られた神話』(第7回メフィスト賞)でデビュー。以後、快進撃を続ける大迫力のベストセラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★グラスハート★
58
2.0 仕事で結果が出せず、家族からもうとまれているサラリーマン河内。1日300円のお小遣いを節約して宝くじを買い、3億円当選する。知られてはならない近所のスピーカーおばさんに知られ、いろんな人から金の無心に来られる。嫌気がさしていた所、河内に詐欺集団の魔の手が迫る。2021/08/12
積読本消化中
3
知ったかぶり、カッコつけは禁物だな。2014/03/03
xotos
3
三億が当った男から詐欺集団がそのお金を奪うという話。 そんな詐欺にほんとに引っかかる?と思っても、人物の描き方が上手いのでこの主人公ならもしかして?と思ってしまった。 上巻はまだそんなに力が入らずにスラスラを読めました。2012/03/24
モン鷲
0
☆32017/04/22