内容説明
中国野菜だけが怖いんじゃない。日本の農薬汚染の生産実態と小売り・消費の現場を徹底取材。
目次
第1章 市場席巻「青酸ガス噴射」輸入ネギ(栃木県の「ヘビ食い」オオカミ少年;追跡調査中の下仁田ネギの食味 ほか)
第2章 キャベツ「農薬多用・禁止薬剤」の裏側(加工食品には虫1匹混じっても死活問題;新幹線食堂の千切りキャベツに恥毛1本 ほか)
第3章 スーパーが安売り「金魚絶滅の毒白菜」(パート主婦が作り続ける安全白菜;韓国ヤクザが歌舞伎町で配った「祝いキムチ」 ほか)
第4章 ホウレンソウには「人間も死ぬ」劇物散布(死人が出たダイエット食品の中身;自殺者続出「花形農薬」の恐怖 ほか)
著者等紹介
吾妻博勝[アズマヒロカツ]
1948年、福島県の農家に生まれる。工業化学を専攻していた学生時代に、横浜からナホトカ経由でシベリアに渡り、フィンランドなど欧州各国を旅する。帰国後、返還前の沖縄に渡り、基地の街・旧コザ市内の黒人向け売春街に住み込み、ベトナム戦争に向かう米軍兵相手に一勝負1ドル(360円)の腕相撲で食いつなぐ。81年、ある幻のゲリラの追跡取材で、ビルマ・バングラデシュの山岳国境地帯に入ったところ、武装勢力に拉致監禁される。交渉の末に自力で脱出。「週刊文春」誌記者を経て、フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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