内容説明
今をときめく人気作家が勢揃い!男たちは常に闘い続け、女たちは常に見守り続ける―十の物語に凝縮された、それぞれの矜持、それぞれの生きざま。読者よ、荒ぶる魂の叫びを聞け!傑作ハードボイルド・アンソロジー、待望の文庫化。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本の蟲
9
探偵、トラブルシューター、アウトロー。ハードでボイルドな作風が売りの男性作家10人によるハードボイルド・アンソロジー。個人殿堂入り作家の「打海文三」短編が読みたくて手に取る。目当ての「暴力許可証」は単行本に収録されていない「アーバン・リサーチ」シリーズ短編。他にも石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」や大沢在昌の「ザ・ジョーカー」、東直己の「ススキノの俺」等、思いの外知っているシリーズの短編が多く楽しめた2022/04/13
たーくん
4
再読→→→今をときめく人気作家が勢揃い!男たちは常に闘い続け、女たちは常に見守り続ける―十の物語に凝縮された、それぞれの矜持、それぞれの生きざま。読者よ、荒ぶる魂の叫びを聞け!傑作ハードボイルド・アンソロジー、待望の文庫化。2019/01/10
cebola6
3
ブックオフで100円コーナーでみつけ、自家用車に置いて時間がある時に読んでやっと読了。様々な作者さんとの出会いや時間潰しには最高な一冊でした。2022/06/18
アマンダ
2
ハードボイルド?のアンソロジー?男性っぽいお話ぞろいでした。IWGPってこんな形で再読してもやっぱり面白い!2018/05/06
yamakujira
2
10編のハードボイルドのアンソロジー。それなりに楽しめるものの、どうも和製ハードボイルドってなじめない。とくに「12月のジョーカー」みたいな「男の中の男」がいると白けちゃうのは、強い男への嫉妬なのかなぁ。なんだか疲れる話が多い中で、コミカルな「ドラーブ・イン・サマー」はくだらなくてホッとできた。ハードボイルドファンには残念な作品だと思うけど。 (★★★☆☆)2015/07/28