徳間文庫
アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 454p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198923112
  • NDC分類 440.4
  • Cコード C0197

内容説明

双子の魂である少女、ビンカが恋しい…。地球でひとりアミの迎えを夢みるペドゥリート。待ちに待ったアミが来た!しかし3度めの旅は、解決しなければならない課題と困難が山積みだった。地球に住むすべての人に贈る“愛”の三部作、完結。

著者等紹介

バリオス,エンリケ[バリオス,エンリケ][Barrios,Enrique]
作家。チリ生まれ。若い頃より道を求め、世界中を渡り歩く。39歳のとき、自らの使命をさとり、著述の道に入る。『アミ小さな宇宙人』は、作者の友人の名もない小さな印刷所から’86年出版され、チリでたちまちベストセラーの座をしめるに至る。その後、11カ国語に翻訳され、世界中で静かなアミブームを巻き起こしている

石原彰二[イシハラショウジ]
スペインのマドリッド在住の画家。翻訳家。東京芸術大学、スペイン国立サン・フェルナンド美術学校卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

64
語りは優しいものの私たちへのメッセージは深く広くなっていった。 『信じ切ること』 立ちはだかる障害は、神が私たちのその信念を試しているのである。『どうなると信じているのか?』と。そして『死』に関しての一節が最も心に残った。宇宙は自分たちの創造物が進化、成長して欲しいと願っているが、私たちは悲しいかなあらゆるものに執着している。それが進化、成長への妨げであるがゆえ、執着から自由になるためにまとっている服-肉体―を脱ぎ捨てる必要があるのだと。それが「死」である。「死」は神が我々に与えた最良の愛なのかもしれない2015/11/10

p.ntsk

47
アミシリーズ第3弾。アミとの約束を果たし本を書いたペドゥリートはアミ、ビンカ、クラトに再会。ビンカと暮らす為の許しを貰いに叔父さんに元に行くが様々な試練が立ち塞がる。シリーズの一貫したテーマは高次な愛。この作品で言うところの愛とは与えるものであり執着とは別物としている。それは自身のエゴとの戦い。自由の発揮は必ず他者との相克を生む。自己犠牲に陥らず自由意志を発揮するには自己実現の向かう方向性と目的が問題となるのだろう。繰り返し読みたい3部作になりました。[共読反映の為] 2018/12/29

けやき

37
【再読】愛はすべてをこえて! まさにその通りに。アミ3部作完結です。2022/08/24

リリー・ラッシュ

30
2022年最初の読了本。2021年中に読了したかったのですが、できなかったことにも意味があるのかもしれません。前作2冊に比べ、終盤が私には少し難しく、読むのに時間がかかってしまいました。このシリーズを通して、読んでいるその時その時で本の内容と私の内面にシンクロが起き、このシリーズとの出会いの不思議を感じてます。2022/01/02

メルル

26
全ての人に愛を注ぎ、全ての人の幸せを考える。そんな素敵な世界になれば全ての人に心の平穏が訪れるのかな。私ももっと気持ちに余裕が欲しい。生き方や考え方を変えるのは難しい。そして正しいと思うことを主張することも難しい。愛があれば難しいことも変えられるのか。でもスポーツ観戦が好きなのでスポーツで生まれる闘争心が否定されることは寂しかった。2015/10/14

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