徳間文庫
愛憎発殺人行―鉄道ミステリー名作館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198920708
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

私の武器は時刻表。盾は不在証明。誰にもこのトリックは見破れない。さあ、列車に乗って人を殺しに行きますよ―。豪華作家陣からの挑戦状。変り種もご用意してあります。あなたも刑事になって挑戦してください!鉄道ミステリー集大三弾。

著者等紹介

乾くるみ[イヌイクルミ]
1963年生まれ。静岡県出身。静岡大学理学部数学科卒。98年『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し、デビュー

多岐川恭[タキガワキョウ]
1920年生まれ。福岡県北九州市出身。東京帝国大学(元東京大学)経済学部卒。在学中に応召、長崎県の捕虜収容所で通訳。戦後、東京銀行、毎日新聞記者を経て執筆生活に入る。53年旧「宝石」の短編懸賞に白家太郎名義で「みかん山」を投稿、佳作に入選しデビューする。58年『氷柱』が刊行されるに及んで筆名を「多岐川恭」に改める。同年「濡れた心」で第4回江戸川乱歩賞、「落ちる」で第40回直木賞を受賞。戦後初のミステリの直木賞受賞作となった。81年紫綬褒章受賞。94年没

中町信[ナカマチシン]
1935年生まれ。群馬県出身。早稲田大学文学部卒。教科書出版社を経て医学書院出版部勤務。津村秀介と机を並べるかたわら、クリスティや鮎川哲也に触発されミステリーを書き始める。67年、「推理ストーリー」に「偽りの群像」を発表してデビュー。69年「急行しろやま」で第4回双葉推理賞を受賞

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年生まれ。東京都出身。61年処女作『黒の記憶』を発表後、社会派推理『天使の傷痕』、スパイ小説『D機関情報』、SF『おお21世紀』、ユーモア推理『名探偵なんか怖くない』など多彩な小説を発表。63年『歪んだ朝』でオール読物推理小説新人賞を受賞。以後65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。78年に『寝台特急殺人事件』を発表して“トラベルミステリー”を開拓、十津川警部シリーズが驚異的な人気となる。著書多数

法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年生まれ。島根県出身。京都大学法学部卒。在学中は京大推理小説研究会に所属。88年島田荘司の推薦で銀行員から作家となる。デビュー作は『密閉教室』。著者と同姓同名の探偵が活躍する『雪密室』などを刊行し、人気シリーズとなる。評論家としても活躍、評論集に『謎解きが終ったら』がある
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感想・レビュー

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Ringo☆

1
鉄道をテーマにした、7人の作家によるミステリーアンソロジー。中町信『急行しろやま』と、法月綸太郎『背信の交点』が面白かった☆連城三紀彦『ゴースト・トレイン』は、赤川次郎さんとの競作という企画から誕生しているらしく…『幽霊列車』を読んでから読むと楽しめました。連城さんは、描写がやはりすばらしいですね。でも、“謎”の真相部分があまり…(汗)ちょっとそれは…ありえるの??って感じがして、微妙でした…。その他の作品は、なんとなーく、イマイチでした…。2014/08/15

じじょ

1
「鉄道」って言葉に惹かれたけど、飽きちゃった2013/12/11

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