内容説明
突然の人事異動で気分一新の一人旅に出た編集者・阿部美果は、京都・大覚寺で行方不明になった娘を探す男に出会う。数日後、可茂町のホトケ谷でその娘らしい若い女が変死体となって発見されたのを知り、行き合わせたフリーライター・浅見光彦とともに事件を追うことに。やがて半世紀前に行方不明になった新薬師寺の香薬師像との意外な関係が浮かび上がる。神秘に魅せられた者が犯した恐るべき罪とは…。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年、東京都生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。