内容説明
大手運送会社、大和運輸の社長・倉田正雄は、オイルショック後、大口貨物が激減したことで、小口便の「宅急便」を主力とする組織改正に乗り出した。大口貨物との訣別に反対する役員もいたが、倉田の信念は揺るがなかった。以来「初めにサービスありき」の姿勢を貫き、民間でありながら、郵便小包を凌駕するまでになる。危機感を持った郵政・運輸からの横槍。“官”の権力に敢然と立ち向った経営者の姿を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あま
1
クロネコ強し2010/01/08
あや97
0
難しそうだと思いつつ読み始めたら止まらない。2時間強で一気読み。戦後の復興を担った企業戦士たちは凄いなぁ。ワルモノは郵政省と運輸省、三越の一社長と佐川急便。2016/03/23
ケンメイ
0
★4
としやん
0
何にもない所からはじめるのは大変だ 普通そんな事 出来ないだろう と考えるけど それを 不退転の努力と情熱 で不可能を可能にする そこには あきらめない心があったと思いました 2015/01/20
けいちゃっぷ
0
某宅急便会社の「誰もやってないことへの」挑戦と官の抵抗。