内容説明
産業革命後、大量複製生産が可能となり、多くの人がモノを享受できるようになったが、その一方で、“手作りの喜び”と“職人の誇り”が失われてしまった。それから100年経った今のハイテク時代において、モノ作りに取り組んでいるモリスの末裔―現代の職人たちの姿を探る。
目次
タイヤの“味”を吟味するテストコースの料理人
巨大建造物の内部で0.1ミリの誤差と戦う男
観客の歓声と悲鳴を心の支えに奮闘する“G”の演出家
常に1歩先を目指す「田舎」の反骨技術者
食卓から社会を豊かにする文化の総合プロデューサー
心の豊かさを求める人々への奉仕に徹する裏方
キチン/キトサンの持つ無限の可能性に賭ける
釣り人の感性に訴える究極の釣り竿に挑む〔ほか〕