出版社内容情報
「みなさん、こんばんは。『プロ野球ニュース』です」。佐々木信也の番組冒頭の挨拶でもおなじみの昭和の人気TV番組を徹底解剖76年から94年まで、18年間にわたってお茶の間にプロ野球の魅力を伝え続けた『プロ野球ニュース』。初代キャスターを務めた佐々木信也の軽妙な司会によって、番組はすぐにフジテレビ深夜の看板番組に成長。当時はほとんど報じられることのなかったパ・リーグの試合も含めて、すべての試合を均等に、という方針により、日本のプロ野球文化発展、ファン拡大に大きく貢献した。この番組がもたらしたものとは? 当時の関係者の証言で綴っていく。
長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒業。出版社勤務を経て、2003年にノンフィクションライターに。主な著書に「このパ・リーグ球団の『野球以外』がすごい!」「プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!」(集英社)、「極貧球団」(日刊スポーツ出版社)、「夏を赦す」(廣済堂出版)、「最弱球団 高橋ユニオンズ青春記」(彩図社文庫)、「巨人の魂」(東京ニュース通信社)など。公式ブログ:http://blog.hasesho.com/facebook:facebook.com/hasesho
内容説明
多くのプロ野球ファンに愛された理由、地上波撤退の真相…そのすべてがこの一冊に!スタッフ陣を含め、著者が総勢20名超の関係者にインタビューを敢行。さまざまな証言をもとに、番組の誕生から終焉までを追った珠玉のドキュメント。
目次
伝説の始まり―76年4月1日、放送開始
シーズンオフも攻めろ!―90日間の過酷な挑戦
プロ野球報道革命―裏方たちの奮闘
FNSグループの底力―系列局の誇り、名物アナたちの流儀
怪物・みのもんたのの躍動―「珍プレー・好プレー」ブレイク
突然のキャスター交代劇―佐々木信也、降板
新たなる旅立ち―新キャスターたちの奮闘
放送5000回達成―番組14年目の総決算
地上波撤退、突然の終焉―きっかけは日韓ワールドカップ
それぞれの、それから―あれから15年…
スペシャル対談 佐々木信也×土橋正幸×関根潤三
著者等紹介
長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒業。出版社勤務を経て、2003年にノンフィクションライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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