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断裂回廊

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198639204
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

公安調査庁がマークする宗教団体に、不正な資金援助の噂が。その関与を疑われる男が消えた――。情報機関の存在意義に迫る問題作

北朝鮮不正送金の疑い、スポーツジム襲撃事件など、不審な行動が目立つ宗教団体クルパジャ。公安調査庁は団体規制法を視野に入れ、調査を始めた。公安調査官の殿村三春は、教団と関係が深いと見られる在日朝鮮人二世の兼松一成を尾行。その最中に、兼松は何者かに刺されてしまう。「クズワに渡してくれ」という言葉とともに三春に託されたUSBメモリ。そこには一体何が。陰謀が張り巡らされた傑作長篇ミステリー!

【著者紹介】
1943年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、博報堂に入社。’80年、「暗殺者グラナダに死す」で第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。’86年刊行の『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。’97年より専業作家。2001年6月から’05年5月まで日本推理作家協会理事長を務めた。’13年、第17回日本ミステリー文学大賞受賞。

内容説明

公安調査庁がマークする宗教団体に、不正な資金援助の噂が。その関与を疑われる男が突然消えた。USBメモリを残して―。官僚たちの巧みな言葉、その裏に隠された思惑―。壮大な陰謀が渦巻く傑作長篇ミステリー!!

著者等紹介

逢坂剛[オウサカゴウ]
1943年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、博報堂に入社。80年、「暗殺者グラナダに死す」で第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。86年刊行の『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。97年より執筆に専念。2013年、第17回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuna Ioki☆

45
967-170-12 やはり黒幕というのは直接手を汚さないものですね(¯―¯٥)ただし、人的要因が加わると初めに計画したようにはいかないですよね。2015/05/04

ren5000

39
そこそこ面白かったけど、物語の性質上ちょっと消化不良な感じで終わったのは仕方ないのかな?でも結局は官の内部でのゴタゴタの話なんだよなぁ。2016/02/04

starbro

39
逢坂剛の作品はコンスタントに読んでいます。主人公の殿村三春の魅力が今一なのか、公安物のせいか良くわかりませんが、今回はあまりキレがなかった気がします。タイトルと内容もマッチしていないんでは・・・2015/04/18

RIN

37
タイトルと表紙デザインと帯の惹句と粗筋を見ると、百舌シリーズばりのハードでクールな公安エスピオナージュか?と大いに期待させる。が、ずっとソフトでマイルドでライトな”公安調査官・三春のお仕事日記”といった感じ。これはこれでアリなのだが、百舌やイベリアの”あの”逢坂剛さんだと思うからいささか、いや、かな~り物足りない。逢坂さんに特段の先入観がない方なら、面白く読めると思う。ドラマ化した時、三春=芳根京子や榮倉奈々(本作の方がずっと年上だが)が思い浮かぶ公安調査官はいかがなものか?な逢坂ファンでした(^_^;)2017/06/12

myunclek

37
久々の逢坂剛のミステリーに期待大でしたが…。中盤までの事件の展開にはグイグイ引き込まれ、結果的には一気読みになったものの尻すぼみ感が半端じゃなかった。公安内部の陰謀とは、余りにもご大層。結局はこじんまりと終わったのには、唖然でしたね。2015/08/21

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