出版社内容情報
物語の名手ピアスが、愛する家族や風景をもりこんで描いた最後の作品。ピアスと共通の孫を持つクレイグのカラー挿絵入り。
ティルは悲しい気持ちで目をさましました。だいじな飼い犬のベスがきのうから行方不明なのです。すると、庭の木戸のところにふしぎなおじいさんがあらわれて言いました…「わしは『見つけ屋』だ。いっしょに犬をさがしにいこうじゃないか」犬がいなくなった野原までやってくると、さらにふしぎなことが…?英国児童文学の名手ピアスと、人気画家クレイグが、共通の孫のために作った、ピアス生前最後の作品。徳間書店の子どもの本・二十周年記念作品。
【著者紹介】
ピアス…1920~2006。「トムは真夜中の庭で」(岩波書店)でカーネギー賞。物語の名手として名高い。ピアスと本書の挿絵画家クレイグには、共通の孫が二人いる。
内容説明
犬のベスが、ある日、どこかへ行ってしまいました。ティルはかなしい気もちで眠りにつき、次の朝早く、家の外に出てみました。すると、庭の木戸のところにきみょうなおじいさんがあらわれて、言いました。「わしは見つけるのが得意でな。おまえさんががんばってさがすなら、手伝ってやるぞ」いつもベスと散歩に行っていた、二人のおばあさんが住む野原まで、おじいさんといっしょに行ってみると、次々にふしぎなことがおこり…?物語の名手フィリパ・ピアスが遺した最後の作品に、人気絵本画家ヘレン・クレイグが絵をつけました。ピアスとクレイグが、「共通の孫」たちのために作った、美しいお話です。
著者等紹介
ピアス,フィリパ[ピアス,フィリパ] [Pearce,Philippa]
1920年‐2006年。英国の児童文学作家。『トムは真夜中の庭で』でカーネギー賞を受賞、「時」を扱った児童文学の古典と評された。物語の名手であり、「二十世紀の児童文学作家の中でもっとも優れ、もっとも愛された一人」と賞賛された
クレイグ,ヘレン[クレイグ,ヘレン] [Craig,Helen]
1934年ロンドン生まれ。1970年に絵本作家としてデビュー
さくまゆみこ[サクマユミコ]
1947年東京生まれ。出版社勤務を経て、フリーの翻訳者・編集者となる。青山学院女子短期大学子ども学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
ちえ
Mizhology
izw
けろりん
-
- 和書
- 建築の旅 ガウディ