出版社内容情報
12歳の杏奈と金髪のマーニー。二人のひと夏のふしぎな出会いを描いた長編アニメーション映画を、色鮮やかな大判絵本で!
海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女マーニーだった……。杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない「まるごとの愛」に包まれていく…。スタジオジブリの最新長編アニメーションが絵本になりました。
【著者紹介】
1910年-1988年。イギリス、ハムステッド・ガーデン・サバーブで子ども時代をすごす。主な作品に、『くまのテディ・ロビンソン』シリーズがある。
内容説明
あなた…だれなの…?心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、おきたこととは…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るな
52
とてもいい作品でした!感動する部分もありました。マーニーのおかげで杏奈は変われたんだと思います(*^^*)2022/09/23
bianca
45
ジブリ映画の絵本(小学校図書)。ストーリーがだいたい分かればいいかな~と気軽に借りてきましたが、夢の中の様な不思議な展開に、これはちゃんと原作を読まなければ、と思い直しました。偶然にも今日読み終わった「つるかめ助産院」の主人公と境遇が似ていて(養父母に育てられ、自分の不運を呪っている女の子)心が痛みました。幼い杏奈が抱っこしている金髪の人形も良く見ると…(゜o゜) 映画も観てみたくなりました。2014/09/07
biba
13
3才の下の子が、すっかりはまって、DVDを繰り返し見ていた。図書館でこの本を見つけると、即借りて、パパに読んでもらっていた。あまりの長さに、途中でいなくなるも、代わりに6才の上の子がのめり込み、1時間以上かけての読み聞かせ。パパは疲れた様子だったが、「わからなかったことがわかってよかった」とのこと。家族みんながすきなお話です。2015/11/02
雨巫女。@新潮部
10
《書店》杏奈が、だんだんどつぼにはまっていく、マーニーが、救ってくれるかと思ったら、だんだん追い込んでいく。そして、マーニーのなぞが、とけていく。アニメ映画と、原作読みたくなる。米林監督、私は北海道が舞台で、正解だと思います。2014/10/04
どあら
7
お話の内容が知りたくて、図書館で予約して読了。読み終わってからもう一度題名を見て納得。2014/10/22