この国を壊す者へ

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198632328
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

ヒトラーで読み解く菅政権、「放射能汚染水放出」と外務省、「なでしこ国民栄誉賞」の思惑、ロシア・北朝鮮の「関係改善」ほか「復興」を阻む暴走国家の実態!憂国のインテリジェンス。

目次

第1章 独裁者へ
第2章 日本の首相へ
第3章 小沢一郎を狙う者へ
第4章 民主党へ
第5章 外務省へ
第6章 永田町へ
第7章 この事件へ
第8章 海外有事へ

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。85年にノンキャリア専門職員として外務省入省。在モスクワ日本大使館勤務などを経て、国際情報局分析第一課主任分析官。02年、背任容疑で逮捕後、懲役2年6月・執行猶予4年の有罪判決。09年、最高裁の上告棄却で判決確定、外務省を失職。現在は作家として、「国家の罠」(毎日出版文化賞特別賞)、「自壊する帝国」(大宅壮一ノンフィクション賞)などのノンフィクション作品から、小説「外務省ハレンチ物語」など、旺盛な執筆活動を展開中。「週刊アサヒ芸能」の「ニッポンの有事!」ほか連載も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

3
1.税金で生きている人達ー官僚と政治家、政治家は落選させる事ができるが、官僚はできない。2.リーダーシップが欠如した指導者が続くと、凡庸な政治家が”自分も指導者になれるのでは”と勘違いするようになり、頻繁に交代するようになる。-なるほど納得。3.独裁者は官僚支配を強めるが、自らが恣意的に決めた第2官僚に与えるだけー結果質の低下 4.政党助成金の廃止をー国家に完全に依存すると言う事ー魂を売る事になる 5.官僚に牛耳られるより、多少汚くて下品でも強い政治家の影響が強まる事が、結果として国民の利益になるのでは2012/11/23

turtle

3
民主党の領土問題での失政はあまりに大きい。 それを主導した官僚の罪も重い。2011/12/12

minorU

2
2010.3から2011.8までのアサヒ芸能の連載。時系列のほうが読み易いのに名と思うが、硬軟左右とりまぜて連載を持っているところは流石。この人の時評は貴重な記録になると思われる。国家という暴力装置をコントロールすることがポストも含めた近代市民社会の課題である。 ヒトラーの「わが闘争」を引きながら、現代日本がワイマール時代のドイツに似ていることの危険を指摘していることは注目すべき。橋下がそこまでとは思わないが、担がれる人間はヒトラーもそうだけど軽いほうが担ぎやすいからね。2013/01/17

Hiroki Nishizumi

1
記述が少し古いが、それでも楽しめる内容だ。外務官僚がいかに腐っているか改めて分かる。鳩山由紀夫の普天間処理は残念だった。今でも千載一遇のチャンスだったと思う。官僚が国民ではなく米国に仕えている事実が実に悲しい。最も印象深かったのはカール・バルトの「あたかも何事もなかったがごとく」が出てくるあたりかな。2016/05/30

くどう@mext

1
佐藤優の体制批判本。民主党やら外務省やらを是々非々で批評している。基本的に週刊連載のとりまとめだから内容はあまり深くないが、外務省密約問題の赤いファイルの話とか、鳩山普天間問題は官僚のクーデター説は中々興味深かったぜ(^ω^)2012/06/01

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