内容説明
福島原発の事故は、日本の原発が震災に対してあまりに無防備であることを証明した。東海地震の可能性が叫ばれるなか、首都圏が未曾有の危機にさらされている。
目次
破局的“炉心爆発”を防げ!ひたすら冷やしつづけよ―京大原子炉実験所、小出裕章氏に聞く
第1章 最大級の大惨事―これは犯罪的な人災である
第2章 「隠された真実」―チェルノブイリ事故は地震で起こった!
第3章 次は首都圏だ!浜岡原発(中電)をすぐに止めろ
第4章 原発の耐震性に問題あり―地震の巣の上に五四基林立
第5章 原発震災の恐怖―損害額、国家予算の二倍!
第6章 「ただちに害は…?」―悔いても遅い放射能障害
第7章 原発事故!―放射能から身をまもるには?
第8章 原発を止めよ―さあ!自然エネルギーへ
著者等紹介
船瀬俊介[フナセシュンスケ]
環境問題評論家。1950年福岡県田川郡添田町に生まれる。1970年に九州大学理学部を中退。翌年に早稲田大学第一文学部に入学。生協の消費者担当の組織部員として活躍、生協経営にも参加。1986年の独立後は消費者・環境問題を中心に評論・執筆・講演活動を行う。1990年には、ラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体との交流を深めている。現在も温暖化など地球環境問題、シックハウスをはじめとした健康問題、さらに文明論的視点からの鋭い建築・医療・食品批評を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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