内容説明
ポストモダンの無思想な日本は、民主党に代表される旧態依然たる戦後イデオロギーによっていままさに内側から食い破られようとしている。日本消滅の危機を日本はどう乗り越えるべきか。政治・外交・歴史の諸問題を気鋭の論客が白熱対論。
目次
第１章 民主党は日本を中国に売り飛ばす気か
第２章 戦後民主主義という「空気」に覆われてしまった日本
第３章 民主党の全体主義政権が四年続いたら日本は滅亡する
第４章 近現代史の見直しなしに日本の再生はない
第５章 歴史はもうひとつの手段による戦争
第６章 歴史を超克した日本が中国を変える
終章 日本文明だけが世界を救う
著者等紹介
西村幸祐［ニシムラコウユウ］
１９５２年、東京生まれ。『撃論ムック』編集長、『メディア・パトロール・ジャパン』編集長、戦略情報研究所客員研究員を務める。慶應義塾大学文学部哲学科中退。評論家。在学中より第六次『三田文学』編集を担当。８０年代末からＦ１、サッカーを中心に執筆活動を開始。日韓ワールドカップを機に、拉致問題、歴史認識、メディア批判へと評論の軸足を移す。既存メディアとネットの連携にも、意欲的に取り組んでいる
石平［セキヘイ］
１９６２年、中国四川省成都生まれ。評論家。拓殖大学客員教授。北京大学哲学部を卒業。四川大学哲学部講師を経て、１９８８年に来日。１９９５年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。２００２年、『なぜ中国人は日本人を憎むのか』（ＰＨＰ研究所）で中国の反日感情を警告し、以来、日中関係問題を中心に活発な執筆、講演活動を展開している。２００７年末、日本に帰化（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
