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この国を動かす者へ

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198629274
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2009年、自民党から民主党への政権交代が行われた裏で、官僚と政治家はどう蠢いたのか。機密費(内閣官房報償費)、日米外交、対ロシア交渉・・・はどういった結末を見せるのか。外務省の裏の裏まで知り尽くした著者が09年から10年のニッポンを書き尽くす。

内容説明

小沢一郎vs検察、米軍普天間移設、諜報戦争の現在、外務省の恥部…「鳩山政権」を巡るインテリジェンス全考察。

目次

第1章 与党・民主党へ
第2章 自民党へ
第3章 外務省へ
第4章 諜報に携わる者へ
第5章 海外有事へ
第6章 この傑物たちへ
第7章 日本社会へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふろんた

14
「アサヒ芸能」連載コラムということで、表現は下品。諜報機関の章はなかなか面白かった。2015/03/06

Kei

12
霞が関官僚は民主党の勝利がそこそこ(250議席前後)ならば、様子見を決め込むことにしていた。とりあえず、官僚にとって都合のよい情報だけを民主党の新大臣に報告して、様子見をするつもりだった。そして、100日くらい様子を見て、民主党政権が官僚の掌の上で踊ってくれるならば、官僚にとって都合のよくない情報も小出しにして、大尽と共有していくことを考えていた。逆に民主党が官僚と対決姿勢を示すならば、重要な情報を報告せず、大臣を情報の干乾しにして、裏で自民党の有力政治家とつながり、再び自民党に政権が戻るようにすべく2017/08/03

ぐうぐう

8
やや品性に欠く描写が目に付く佐藤優のコラム集だが、それは連載誌の特性を考えてのことなのだろう。大衆誌だからこそ発信でき、効力を成すことがあるという佐藤の主張には一理ある。インテリジェンスの観点から、ロシアの動向を独自に分析しているところは、さすがに読み応えたっぷり。しかし、検察や外務省といったターゲットになると、個人的な怨恨の感情が透けて見えてくるあたりが、少し寂しい。2010/04/24

ふぇるけん

3
著者の講演会を聞きに行った際に購入。「アサヒ芸能」のコラムであったせいか多少下品な言葉遣いが目立つが、これも官僚にダメージを与えるための策略の一つ?などといろいろと裏事情をさぐりながら読んだ。この日本の政治の闇はどうすれば良くなるのだろうか、またどうすれば日本はグローバル社会でのポジションを確保できるのだろうか、と考えさせられた。2010/09/10

Kenichi Shoda

2
民主党(与党)、自民党、外務省などなど、日本を動かす立場にある人々・組織に向けて辛辣に書かれた本。対応のまずさや、組織の裏側を次々に書き出し痛快。そして、大丈夫かと心配になる。 第6章この傑物たちへ、で紹介されている沖縄返還密約を暴いた西山太吉、元特捜検事 田中森一、副島隆彦教授といった日本や世界の裏側を知っている人たちの本も読んでみたいと思う。2015/01/18

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