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身命を惜しまず―安藤帯刀と片倉小十郎

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198629069
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

家康が股肱の臣と恃んだ安藤帯刀は戦陣にあっては軍監を務め、平時には紀伊徳川家の祖・頼宣の傅役として幼い主君を補佐・教導した。主への諫言を辞さず、幕府の容喙の目を事前に摘み取った。伊達政宗を奥州の覇者に押し上げた片倉小十郎。政宗曰く「あれが傍にいるので、儂は仕物(謀殺)にもかけられずにすむのじゃ」。合戦では常に智謀をめぐらし、秀吉を相手に政治的な交渉力を発揮した。主家を支えた清々しいまでの決死の覚悟!乱世を生き抜く知略!待望の戦国武将小説。

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。『深重の海』で1978年に直木賞を受賞。歴史小説、剣豪小説を中心に読者の支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

16
安藤帯刀とは、三河松平家累代の家臣で家康からの信任も厚く、後に紀州公頼宣の附家老になった安藤直次。こちらは、義直(尾張公)と頼宣の性格の対比や、秀忠は頼宣を安芸に転封せんとしたが、帯刀の死を決した談判で紀州への国替えとなった等を拾えたが、話しは飛び飛びで今ひとつ落ち着かない。  片倉小十郎とは、伊達政宗の傅役、後には片腕として活躍した片倉景綱。こちらは、小十郎抜擢の経緯から奥州での闘い(会津攻略まで)がひと続きで、北関東勢も含めた攻防を楽しめた。  どちらもおもしろかったが、戦国期の蘊蓄好き向けですね。2019/01/16

Hiroki Nishizumi

0
よく調べて書かれていることは分かるし、内容も悪くないようだが、今ひとつ心に響かなかった2014/07/02

jun

0
文庫では読んでいたけれど、再読。2014/02/19

たなかか

0
安藤帯刀ごついね。 小十郎の話は知りきれとんぼな感じ2013/12/22

マカロニ マカロン

0
個人的評価:B。主人のために尽くす、戦国末期から徳川幕府初期の忠臣二人のストーリー。 聞いたこともない人が主人公で、読んでいる時も、読後もなんかすっきりしない。 ただ、据え物斬りの説明は割と詳細で、興味津々。 刀の切れ味のテストだけでなく、平和な時代に生まれた上級武士にとっての度胸試しのような側面も持っていたのだなと、合点した。2011/10/13

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