内容説明
「蟹工船」なんか読んだって共産党のことはわからない。「共産党」と聞いて抱く疑問やイメージも本書を読めば解決。
目次
第1章 ついに語られる、ワープア時代と共産党の…ホント―はっきり聞くけど、ホントにビンボー人の味方なの?(はたしてワーキングプア・非正規労働者にとって共産党は“希望の星”なんでしょうか?;諸悪の根源―『労働者派遣法』が改悪されたときって、共産党は反対してくれたんですよね?;失業して生活苦なのですが、共産党に入るとナニカイイコトありますか? ほか)
第2章 疑問に答える、共産主義と日本共産党…のホント―はっきり聞くけど、日本という国をどうしたいの?(小林多喜二の小説『蟹工船』を読めば、共産党のことがわかりますよね?;共産党に入党すると、義務としてナニをしなくてはならないの?;若い人が共産党に続々と入党していると聞きましたけど、私のまわりにもいるのでしょうか? ほか)
第3章 あえて明かす、共産党の歴史と逸話…のホント―はっきり聞くけど、宣伝通りにリッパな政党なの?(民主党政権が誕生しましたが、共産党はやっぱりリベラル色の強い民主党に肩入れするよね?;どっちも「ビンボー人のための政党」なイメージだけど、共産党と公明党は仲が良いの?悪いの?;ソ連の失敗で共産主義はダメとわかったんじゃないんですか? ほか)
あとがき対談 筆坂秀世×篠原常一郎―革命を起こすつもりがないんだったら、共産党なんて要らない!
著者等紹介
筆坂秀世[フデサカヒデヨ]
1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和(現東京三菱UFJ)銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で退職し、党国会議員団の公設秘書に。その後、衆議院議員候補をつとめ、95年、01年に参議院議員に当選。党政策委員長もつとめ、国会でも屈指の論客として予算委員会質疑やテレビ討論会で活躍。03年に議員辞職し、05年に離党
篠原常一郎[シノハラジョウイチロウ]
1960年東京都生まれ。18歳で日本共産党に入党。立教大学卒業後、短期間公立学校非常勤講師をつとめ、その後党専従に。党生活相談所長や国会議員候補者秘書をつとめた後、95年、筆坂参議院議員の公設秘書を皮切りに03年まで国会秘書として活動。この間、党「ムネオ問題追及チーム」などに加わり、筆坂氏の下で働く。その後、党中央委員会に勤務した後、突如査問を受け04年に党除籍。以降は、ジャーナリストとして活動し、ビジネス記事や中国などアジア諸国を取材してのルポ記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喜多郎
さえきかずひこ
汀松@真言宗
にゃおまる
ona