内容説明
勝間和代から本田直之、神田昌典、「ＨＡＣＫＳ！」シリーズまでビジネス書を完全解剖！この一冊で、本当に役立つ本を選べる、知識が身につく！そしてベストセラーまで書けるようになる。
目次
１ ビジネス書にダマされるな！
２ ビジネス書が２００％身につく読書術
３ 隠れたサインを見抜く「裏読み」術
４ ビジネス書１０大著者の「ここが読み所」
５ ベストセラー・ビジネス書「書き方」の法則
６ ＴＰＯ別必読ビジネス書はこれだ！
著者等紹介
水野俊哉［ミズノトシヤ］
１９７３年東京生まれ。大学卒業後、金融機関に就職。その後ベンチャー起業するも、３億円の負債を抱え、取締役を解任。その後、経営コンサルタントとして数多くのベンチャー企業経営にかかわりながら、世界中の成功本やビジネス本を読破、さまざまな成功法則を研究する。その後、創作活動に入り、初著作『成功本５０冊「勝ち抜け」案内』（光文社ペーパーバックス）がベストセラーとなる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
23
★★★★☆年間１０００冊ものビジネス書を読破した著者がビジネス書はエンターテイメントだとし、その楽しみ方を伝授。ビジネス書の選び方・読み方のインプットから、書評やビジネス書を執筆することのアウトプットに至るまで丁寧に解説されて参考になりました。著名な作家さん別の経歴や著書の紹介についても、緻密に特徴が捉えられており、特に最近露出度が高まっているカツマーさんの話も笑えました。速読の効果が薄いこと、精読の仕方など共感する部分も多かったですし、巻末に紹介された必読ビジネス書９０冊についても今後読んでみたいです。2017/07/15
リョウ
6
まさにビジネス書のトリセツ。ビジネス書の読み方から書き方まであらゆる方向からビジネス書を説明している。どちらかというとビジネス書の書き方やビジネス書の著者の紹介の方が印象に残り、読書法は印象が薄かった。ビジネス書の著者がなぜビジネス書を書くのかという今まで考えていなかったことにまで考えがいくようになってしまった。2012/03/31
ユウキ
5
野心作。ビジネス書版の『作家の値うち』みたいなこともやっていて、この部分だけ膨らませても一冊作れるんじゃないの。個人的に好印象。「一冊の本に書かれている（自分にとって得るべき）真実の量は１％である」これを再確認できたことで私にとっては十分。お釣りが来るくらいだ。私自身はこの「１％」というのは小説含めた全てのジャンルの本に当てはまると思っている。それと、「はしがき」あるいは「はじめに」の重要性。これは本を選択する際に非常に参考になる。これからビジネス書を書きたいなんて人にも役に立つ「おいしい」本です2018/04/12
boyblue
5
ベンチャーを起業し、３億円の負債を抱え倒産した借金持ちの著者が書くビジネス書の読み方、選び方。現在のビジネス書10大著者とビジネス書評ブロガー案内、著者のお奨めビジネス書90選も掲載されているのでかなりのお得感はある。歯抜けの必読ビジネス書の補充、新たな書評ブロガーの発見に役立ちました。2010/04/09
すいへい
4
「１冊の本に書かれている（自分にとって得るべき）真実の量は１%程度である。200ページでせいぜい２ページ」 本書で響いた言葉は、これに尽きる。ビジネス書はためになったつもりでも、少し経つと覚えてないじゃんと自分でよく思う。１%と割り切る代わりにしっかり記憶して行動につなげるのみ。2020/10/25
