内容説明
既婚の女性編集者と若き格闘家の運命の恋―。鮮烈に生きた男女の8年間を描く著者初の本格恋愛小説。
著者等紹介
鈴木光司[スズキコウジ]
1957年、静岡県浜松市生まれ。慶応大学文学部仏文科卒。90年「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。96年「らせん」で第17回吉川英治文学新大賞を受賞
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感想・レビュー
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はる
3
何もかもが、うまくいくわけないですよね。2019/06/14
芳賀ママ
2
初めはさわやかな話しだったが途中から、人間のエゴや複雑に絡む心情が見え隠れする。最後は「そういうこと?」2015/08/21
があ
2
「リング」「らせん」「ループ」で有名になった著者初の本格恋愛小説……との触れ書きでしたが、肌に合いませんでした。 既婚の女性編集者と若い総合格闘家の恋を描いているのですが、書きたいことと手法がかみ合っていない印象を受けました。 とにかく、早足でエピソードが通り過ぎていってしまうので、互いがどうして惹かれているのかが分かりにくく、ラストに至るまで感情移入が出来ませんでした。 うーん、残念です。2010/11/02
たぬきごんべい
0
格闘技が好きだから読んでみた本、オドロオドロしい感じは全くなくさらっとしたお話です。恋愛小説なのかな?【★★☆☆☆】2015/01/29
ケェわん
0
裕福な家庭に生まれ苦労を知らない女性編集者が、勝つか負けるだけが全ての格闘家にエールを送り、エールをもらい、自分が抱えている問題に立ち向かって行くお話。 全編を通して語られるのは向上心と乗り越える力。無理だと思った瞬間負けてる。2014/02/09