内容説明
本書は、『科学の終焉』の続篇のような体裁になっているが、実は著者ホーガンの「前著では心に関連した科学に対する扱い方が不充分だったのではないか」という反省に発して書かれたものであり、したがって内容は、「心に関連した科学」だけを、『科学の終焉』におけるそれよりもはるかに詳細に考察したものである。
目次
イントロダクション 私という名の目撃者
第1章 神経科学の説明できない溝
第2章 フロイトが死なない理由
第3章 精神療法とドードー鳥仮説
第4章 プロザックとプラシーボたち
第5章 びっくり遺伝子科学
第6章 ダーウィン、救助に出勤!
第7章 人工知能は非常識な奴
第8章 意識の謎
エピローグ 心の科学の未来