内容説明
落ちこぼれだから強くなれた。中坊公平の「強さ」と「魅力」から日本の病理まですべてを語った!「情に理あり」を実践する仕事師の原点。
目次
第1章 中坊公平の原点(弱者を救う「弱者」;社会から落ちこぼれた青年時代;現場を知ってさえいれば仕事ができる ほか)
第2章 金融界の破綻劇と住専問題の核心(「無理が通れば道理引っ込む」は許さない;司法不在が住専問題を大きくした;「理念先行型」こそ成功する ほか)
第3章 腐敗はいかにして生まれるのか(ワルを利用するワルを見逃すな;悪の後ろに善の顔をした巨悪がある;大企業と権力が弱者を食い潰す構図 ほか)
第4章 司法から眺めたこの国の欠陥(無味乾燥な法律もヴィヴィッドにしてしまう人間的魅力;誰のための法かという視点が抜けている;「納得」のない判決は暴力団の暴力より悪い ほか)