封印の昭和史―戦後50年自虐の終焉

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封印の昭和史―戦後50年自虐の終焉

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198603403
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

目次

第1章 汚染された昭和史
第2章 東京裁判史観を払拭せよ
第3章 戦争への見えざる手
第4章 戦前・戦中・戦後―何が正しく、何が間違っていたか
第5章 新たなる出発(たびだち)のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

37
東京裁判、南京大虐殺など日本の自虐史観の中心となる項目を完膚なきまで叩きのめす。注目したのは渡部氏が広田弘毅は戦争遂行の責任があったので死刑もやむを得ないという点。対し軍人には彼らの職務であり死刑はおかしいと言っている。朝鮮は日本と戦争をしていない。何故そこまで反日にこだわるか(呉善花女史の作品に詳しい)。昨日読んだ倉山満「日本の近現代史」のノモンハン事件を触れた箇所(p230)に日ソの損害状況が載っていて意外に日本の善戦に驚いたが、この事実はソ連崩壊まで知られていなかったらしい。続く→2019/01/06

カブトムシ

12
ABCD包囲網でアメリカ、イギリス、シナ、オランダが結託して、資源を締めつけようとしたわけですが、そのようにして日本に敵対行動をとったときこそが、チャンスでした。余計なことをしないで、不意をついて、いきなりインドネシアを攻略してしまえばよかった。(小室直樹p244) 近衛文麿が登場して、第一次近衛内閣のときにシナ事変が起こりました。このとき「国民政府ヲ対手トセズ」(1938年1月16日)との声明を出して、自ら日中和平への道を閉ざし、泥沼の日中全面戦争への道を開いたのも近衛内閣です。(渡部昇一p245)

yamamiki

5
小室直樹氏と渡辺昇一氏の対談本で1995年、戦後50年の節目の年に刊行されてます。この昭和という一時代の歴史について時系列的に考察し、いかに東京裁判史観により現在の日本が毒されていったのかを示し、その上で、どうにか、その毒を抜けさせるべく、啓蒙させる為に書かれています。僕は、小室氏、渡辺氏それから谷沢永一氏、この3人の方から読書を通じてですが、師とし教わってまいりました。小室氏からは経済学、政治社会学、渡辺氏からは英語学それと学ぶことについて、谷沢氏からは国文学と書誌学です。このお三方ともに共通してい→続2018/01/03

出世八五郎

4
ショックとかメカラウロコとか衝撃とかそういう体験は滅多にあるものではありません。本書は小林よしのりの戦争論が出版される前に読みましたが、本書で南京事件はプロパガンダだ!という事を知った時は顎が外れるほどショックでした。個人的には個人の盲を開かせる記念碑的作品で、以後渡部昇一の本ばかり読んでいました。

aki

2
捕虜になるのも、たいへんなのね。戦闘中、あるいは戦闘後、武器を捨て白旗を掲げれば簡単に捕虜になれると思っていたが、そうではなかった。「捕虜になれる者は、正規の(合法的)戦闘員です。この資格も重要ですが、手続きも重要です。当該戦闘員の指揮官が、相手の指揮官に、正式に降伏を申し入れなければなりません」(150頁)。戦闘員が降伏を申し出ても受け入れられるとは限らない。殺されても文句はいえなかった。しかも正規の戦闘員に限られる。市民を偽装したゲリラのような非合法戦闘員は捕虜になれる特権はなかった。2014/11/16

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