内容説明
驚愕の結末!単行本の『カリスマ』あの先を大幅に全面加筆。
著者等紹介
新堂冬樹[シンドウフユキ]
1966年大阪生まれ。金融会社勤務を経て、都内各所でコンサルタント業を営む傍ら執筆活動をしている。『血塗られた神話』(講談社)で第七回メフィスト賞を受賞して作家デビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きっしぃ
38
あー!これでようやく解放された!上巻から合わせて何ヵ月借りっぱなしだったのでしょう…?読みやすいんだけど、なかなか話が進まず…最後に怒濤の展開に!そしてまともな人が、一人も出てこない。思ったよりグロくもエロくもなかった、けど本当に疲れた。しばらくは、読みやすそうなの読もう。2018/06/03
イチ
1
★★★☆ 最後がごちゃごちゃな終わり方に。 洗脳こわぁ!2015/11/05
kent
1
上巻は宗教団体のカリスマが勢力を高めていく話し。下巻は一転して転落の物語。裏切り、嫉妬、そして最終話はどんでん返しにつぐどんでん返し。人間の執念とは怖いものだ。人は誰かに頼っていかなければ生きていけない。最強の自分大好き人間は、自己中心的ではあるが、誰にもすがっていかないので最強の人である。2008/01/25
七鵺
0
ハードカバー、文庫版と違う加筆されたラスト…カリスマはやっぱりカリスマやった!って事かな。そして城山もやっぱり最後まで城山(笑) 2013/07/26
お人形
0
上巻を読み終わった後、一気に読破してしまいました。上巻は恐るべき人間描写が中心だったけど、下巻はカルト宗教の恐ろしさを生々しく描いています。教祖視線も、信者の家族視点も、ピンチの連続で緊張感を掻き立てます。終盤の急展開は文字通り神がかった面白さでした!2013/04/14