文春文庫<br> 人生でムダなことばかり、みんなテレビに教わった

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文春文庫
人生でムダなことばかり、みんなテレビに教わった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167908218
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人気タレントが番組中にこぼした一言が、彼らの来し方行く末を物語る。100人による100の名言で編む文庫オリジナル。〈テレビっ子ライター〉が収集した金言の宝石箱!

テレビから発信された、100人による100の哲学。

「ムダ」だけど大切なことは、誰もが通りすぎてしまう何気ないひと言にこそ存在する。

「日刊ゲンダイ」で現在も継続中の連載が加筆・修正のうえ文春文庫より発売!

たけし、タモリ、さんま、宮沢りえ、壇蜜……。

テレビで何気なく発した一言をひとつ取り上げ、実はその何気ない言葉の裏には、その人がこれまで通ってきた生き方や背景が反映されているんじゃないかということを書いたもの。

1本ごとは割りと短めでサクッと読めますが情報量は多め。どこから読んでも楽しめます!

戸部田誠(てれびのスキマ)[トベタマコト テレビノスキマ ]

内容説明

お笑い芸人もアイドルも、ゆるキャラまでも、テレビの前ではその“人間性”がむき出しになる。ビートたけしの若き日の野望、明石家さんまの「生きてるだけで丸もうけ」。黒柳徹子は、宮沢りえは、田原総一朗は何を思い、カメラに向かうのか。人生に「ムダ」だけど大事なことはみんな、テレビが教えてくれる。文庫オリジナル!テレビっ子ライターが収集した金言の宝石箱!テレビから発信された、100人による100の哲学。

目次

明石家さんま「慌てた人生。生き急ぎ人生」
麻生久美子「イタい子だったんです!」
綾野剛「未来のことを考えるのが苦痛」
有吉弘行「俺みたいなもんは罰ばっかりだよ。バチ当たるんだよ、と思って生きてるから」
石塚英彦「おならの切れが悪くなった」
石橋貴明「芸事は団体競技じゃない。芸事は個人競技」
伊東四朗「あんなにバカバカしいものないですもん。そういう意味ではね、誇りに思ってます」
今田耕司「俺の司会、優しさだけが売りなんだよね」
内村光良「全然面白くありませんね。ま、いいでしょう。NHKなんで」
ウド鈴木「あの天野くんをないがしろにした姿が、僕は許せないんです」〔ほか〕

著者等紹介

戸部田誠[トベタマコト]
1978年福岡県生まれ、静岡県育ち。テレビっ子ライター。2005年、ブログ「てれびのスキマ」を開始。09年よりライターとして活動し、13年、専業ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寺ですよ

69
面白かった。著者が観たテレビの中からタレントの発言をピックアップ。要するにナンシー関の『小耳にはさもう』と同じ形式だが、あれは大半毒舌批評だったのに対し、こちらは秀逸なポルトレである。取り上げられているのは、現在のテレビの人気者ばかり。芸人、俳優、ミュージシャン。私もテレビが大好きな男なので、みんな納得の人選である。一人一人の魅力の理由の分析も納得できる。無根拠の分析ではない。時には文献に当たり、空想的分析はしない。これが名文なのは、納得できるだけでなく、読んでいて時に励まされたりするのだ。褒め本の名著。2017/03/15

ばんだねいっぺい

27
テレビみたいに夢中になって読了。置かれた場所で必死に咲くという感じだ。言うは易く、行うは難し。2017/03/10

アコ

24
人気タレント100人がテレビ発した100の言葉。そこから見える各々の哲学や生き様をショートコラム形式で紹介。最近はバラエティやドラマを見る機会があまりないけども「あれ?意外と芸能人に詳しい?!」と思うくらい知ってる人ばかり。ナンシー関のようなシニカルさもなく、なにも考えずゆるーく読めた。◆印象に残ったもの:黒柳徹子「テレビに出るのは全部『自分自身』だけ」ドラマも本人役以外では出ないそう。◆オードリー若林が春日に言った「生きるセンスがすごい」売れる前からずーっと幸せな春日。そんなかんじするね笑2018/06/10

とみやん📖

14
沢山の芸能人の言葉を通して、芸能界の舞台裏を知ることができる本。雑誌の連載ものをまとめた本なので、一話完結で読みやすい。スラスラと読める。 順風満帆に思える人もどこかで苦労や苦悩を経験していることがよくわかり、これからそれらの人に対する見方が変わってしまいそう。2019/12/18

緋莢

14
前身番組での相方の扱いが悪かったことから、仲の良い濱口からの頼みでも「あの天野くんをないがしろにした姿が、僕は許せないんです」と、頑なに断ったウド鈴木、「八方美人じゃない、十六方、三十二方美人です」一人でも多くの〝友だち”が欲しい、視聴者をも〝友だち”にしようとするムロツヨシ・・・テレビ番組中に出演者が発した名言や珍言をピックアップし、その人となりや思いを綴る。2017/05/13

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