出版社内容情報
癌告知からわずか12日で夫を失った妻は、夫の真の姿を知るために旧知の人たちを訪ね歩き夫の生涯を辿る。夫婦の在り方を問う名著。
四半世紀の時を超え、ベストセラー復刻!
あなたは自分にとって大切な人――たとえば夫や妻のことを、本当に知っていると言えますか? 著者は、38年間連れ添った夫を、癌告知からわずか12日で失います。突然の別れに混乱する中、著者の中で芽生えたのは、「夫はどんな人だったのか?」という、自責を含んだ問いでした。そうして、夫の真の姿を知るために旧知の人たちを訪ね歩き、「夫探し」の旅を始めた著者が見出した答えとは……。夫婦の在り方を問い、ベストセラーとなった名著、四半世紀の時を超えて待望の復刊です。
内容説明
38年間連れ添った夫を癌告知からわずか12日で失い、突然の別れで混乱し呆然とする妻の中で芽生えたのは、「夫はどんな人だったのか?」という問いだった。夫の過去を知る多くの“道案内人”を訪ね歩き、「夫探し」の旅で著者が見出した答えとは…。夫婦の在り方を問いベストセラーとなった書、待望の復刊。
目次
第1章 過去へ
第2章 出会い
第3章 渡米
第4章 帰国
第5章 再びアメリカへ
第6章 再び帰国
第7章 兆し
第8章 最期の三週間
第9章 死の周辺
第10章 旅の終りに
著者等紹介
加藤恭子[カトウキョウコ]
1929年、東京都生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業と同時に渡米・留学。ワシントン大学修士号。65年、早稲田大学大学院博士課程修了。65年~72年までマサチューセッツ大学で研究生活を送る。元上智大学講師、地域社会研究所理事を経て、現在は第一生命財団顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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