内容説明
糖尿病で失明する人は、毎年4000人。糖尿病が悪化して血液透析を受けるようになる人は毎年1万3000人。治療法が進歩しても、合併症は年々増加の一途だ。本書では「敵を知る」「己を知る」「ぴったり合った治療を選ぶ」の3ステップと最新の治療法を紹介し、糖尿病に打ち勝つ方法を伝授。糖尿病は治らないが、怖くない。
目次
ステップ1 敵を知る(糖尿病とは何か;糖尿病と糖尿病合併症は違う;合併症を引き起こすもの)
ステップ2 己を知る(自分のステージを知る)
ステップ3 ぴったり合った治療を選ぶ(こんな治療、あんな治療)
著者等紹介
牧田善二[マキタゼンジ]
1979年、北海道大学医学部卒業。地域医療に従事した後、渡米、ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行なう。96年より北大医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より糖尿病をはじめとする生活習慣病治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座に開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
19
読んでいて憂鬱になりますが、よく知ることが必要だと思いました。合併症が怖いです。2023/09/17
TYURA BOY@CULTURE
1
糖尿病の合併症について詳しく知ることができる。しかし、シナモンが血糖を下げる等のヨタ話も無批判に書かれていることに注意。2014/03/05
honey
1
糖尿病専門医によって書かれた本で、非常にわかりやすく最新の治療について書かれています。 糖尿病の合併症の予防は、専門医でない医師には難しいことがよくわかりました。 「糖尿病の気がある」と医師に言われたことのある人は、ぜひこの本を読むべきだと思います。2011/10/05