文春文庫
史上最強のウイルス12の警告―新型インフルエンザの脅威

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  • サイズ 文庫判/ページ数 126p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167753108
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C0195

内容説明

世界のどこかで出現すれば、1週間程度で日本に襲来し、世界で最悪、数億人規模の死者が出るという予測もある恐怖の全身重症疾患、それが「新型インフルエンザH5N1型」。その発生のメカニズムから対処法までが、わかりやすい図版入りで、説明されている、誰でも理解できる「30分でわかる新型インフルエンザ」のすべて。

目次

異常事態はまだまだ続いている。
鳥インフルエンザは、新型インフルエンザ大流行の前兆かもしれない。
いままでのインフルエンザと違い、H5N1型インフルエンザは強毒性である。
鳥から人への感染が繰り返されるとウイルスの人への親和性が増す。
新型ウイルスの感染源は「鳥」だけとは限らない。
新型ウイルスは、まだ誰も免疫がないから恐ろしい。
インフルエンザウイルスは、他のウイルスより感染力が強い。
意識を高め、身近な対策でも防ぐことが大切である。
1918年、スペイン風邪大流行の歴史に学べ。新型ウイルスの発生そのものを完全に防ぐことはできない。
日本ではまだまだ対策が遅れているという現状。
国家間移動が容易な現在では、世界的な協力が必須である。

著者等紹介

岡田晴恵[オカダハルエ]
1963年、埼玉県生まれ。共立薬科大学大学院修士課程修了、順天堂大学医学部大学院博士課程中退、医学博士。ドイツマールブルク大学ウイルス学研究所客員研究員などを経て、現在、国立感染症研究所ウイルス第三部研究員。専門は、感染免疫学、ワクチン学

田代眞人[タシロマサト]
1948年、東京都生まれ。東北大学医学部卒業、医学博士。自治医科大学助教授などを経て、現在、国立感染症研究所ウイルス第三部長、WHOインフルエンザ協力センター長。専門はウイルス学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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