文春文庫<br> 名著講義

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文春文庫
名著講義

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167749033
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

出版社内容情報

時に人生相談、時に激論、時に脱線し爆笑しつつ、名著を読み解く。感涙&白熱の「文藝春秋読者賞」受賞の藤原読書ゼミを全公開!

内容説明

偉大なる先人たちの「名著」を毎週一冊読み続け議論しあうことによって、「昔の人は無知蒙昧、自分達現代人が当然ながら歴史上一番偉い」と教えられてきた学生達の多くが、江戸や明治の人々は人間として自分たちよりはるかに上だったことを認識するようになっていく…。読書の愉悦をめぐる「師弟問答」の数々。

目次

新渡戸稲造『武士道』(明治三十二年)
内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』(明治二十八年)
福沢諭吉『学問のすゝめ』(明治五年)
日本戦没学生記念会編『新版きけわだつみのこえ』(昭和二十四年)
渡辺京二『逝きし世の面影』(平成十年)
山川菊栄『武家の女性』(昭和十八年)
内村鑑三『代表的日本人』(明治二十七年)
無着成恭編『山びこ学校』(昭和二十六年)
宮本常一『忘れられた日本人』(昭和三十五年)
キャサリン・サンソム『東京に暮す』(昭和十二年)〔ほか〕

著者等紹介

藤原正彦[フジワラマサヒコ]
昭和18(1943)年旧満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻(共に作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業。同大学院理学系研究科修士課程数学専攻修了。お茶の水女子大学名誉教授。昭和53(1978)年、留学記『若き数学者のアメリカ』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。近年は国語教育に関する問題提起をはじめ、国家の根幹を問う果敢な発言が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずぼう

39
私の好きな藤原正彦先生、レビューを見ると大真面目に批判している人もいなくはないが、そこは先生のエンターテイナー性も、多少のは誇張はあるでしょう、お茶の水の女子学生相手に真がぶれずユーモア溢れる講義でした。私は、福沢諭吉の本も好きでかなり読んだが、楽観的で根が明るく読んでいて元気になる、さすが1万円札の顔となる人だと思った、新札に変わるのはちょっとさみしいかな。2022/01/05

しーふぉ

27
再読。数学者が何故か女子大で本を読む講義をすることに。選んだ課題本の特徴を三つ挙げると、古き良き日本人を知る本であること。外国人との関わりの中での日本。女性として読んで欲しい本といったところか。こんな講義を受けてみたい。2018/01/18

Kobakampan

25
★4.2 とても素晴らしい本だった。というより授業だった。 お茶の水女子大学で藤原先生が実際に行っていた授業を女性編集者が録音して本にしたという内容。 学生は名著と呼ばれている本を毎週1冊読んで、授業に臨んでディスカッションを行う。読書をしてディスカッションを行うというだけでも本についての理解が深まるが、そこに藤原先生が学生の考えを深める質問をすることで、より深いディスカッションになっていく。 あとがきにもあったけど、大切なのはいい本を書かれた背景を理解して読むことだ。読書とはまるで絵のようだ。2017/07/26

ひよピパパ

24
数学者藤原正彦先生が名著11作品について大学生とやりとりしながら講義した内容をまとめた書。挙げられている作品はどれも有名ではありながら、ついついこれまでスルーしがちになっていたものばかり。しっかり読んで、日本人としての心構え・考え方を持たねば!とハッとさせられた。先生が語りかける相手はさすがお茶大の優秀な学生さんだけあって、指摘もするどく読みごたえあり。ただ、惜しむらくは男子の意見が聞けないところ。『きけ わだつみのこえ』や『武家の女性』の講義で、男子諸君の意見があれば、より一層盛り上がっていたかも。2020/03/19

ホームズ

20
読みたい本が増えました(笑)『武士道』のところで日本の教育の話が出てきましたが確かに納得。基礎ができていないのに個性って話はね・・・。どうも最近の教育論ってイマイチ理解できない。『学問のすすめ』や『福翁自伝』など読んでみたくなりました(笑)もっと色々教養は身につけたいな~。2012/05/17

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