文春文庫<br> ガールズ・ブルー〈2〉

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文春文庫
ガールズ・ブルー〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167722043
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。恋、友情、進学…タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、『バッテリー2』で第39回日本児童文学者協会賞受賞、『バッテリー1~6』で第54回小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カピバラ

37
高校で進路を決めるときって、ある程度将来が決まるよなーとしみじみしました。睦月がイケメンすぎてキュンとした。2015/08/17

34
高校三年生になった彼女たちに、少しずつ訪れる変化。知りたいこと、知らないことがあまりにも多いことに気付く。悩み、特技、個性、自分の中にあるものをどう大切にしたらいいか。同じラインに立つ仲間が見えなくなったとき、闘わなければならないものは何か。高校生の時読めばよかったなんて言わない。私がずっとあやふやにして逃げていた現実がそこにあった。将来を簡単に決めすぎる気もするが、案外こんなものだと思う。間違っても後悔しても、得るものは必ずある。彼女たちの輝く未来がひどく眩しい。私も輝けるかな。今、この瞬間からでも。2011/08/30

ソラ

33
高3の進路選択がメインの話。自分の場合はあまり深く考えずに進学したなぁと当時を振り返ってみたりした。高校時代は自分がまさかこういう仕事してるなんて思いもよらなかった。2013/07/21

ゆず

25
高校三年生になった“ガールズ・ブルー”。 相変わらずの彼女たちにせまる、進路選択、そして高校卒業。 落ちこぼれで、カイショウナシで、でも私はそんな彼女たちが大好きです。 くだらないバカ話だって真剣で、まっすぐで、一生懸命話して、聞く。 “言葉”に対して誰よりも真摯で一途な理穂の、瑞々しい感性に一目惚れしてしまいそうです。 さわやかな読後感の、とびきりの青春小説!2013/07/24

はな

22
シリーズ2冊目。自分の進むべき未来への選択。限られた時間の中で、どれを選び、何を得るのか… "進路"て聞くとなんとなく重い気分になった当時の私。物語の中の彼女達の気持ちもよく分かるなぁと。其々の道を踏み出す1歩を選んだ彼女達に輝く未来があることを願います。それにしても如月が動物にスゴく好かれる様子はちょっとおもしろかったw 2016/11/06

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